日本の古代について、感じたことを、思ったままに書き綴ります。
今後書くであろう時代小説の背景を勉強しているのですが、勉強したことは吐き出さないと身に付きません。そうした内容を、ここでランダムに発表します。
最終更新:2024-11-10 07:31:54
261623文字
会話率:7%
まだ倭国が筑紫朝廷(九州王朝)によって支配され、大和王朝は九州王朝の分家であった頃の話。大和の大王である額田部女王(推古天皇)の崩御をきっかけに大和王朝を巡る様々な矛盾が噴出する。
飢饉で民が苦しむ中で権力闘争に明け暮れる大和の群臣を見た
一人の少年・中臣鎌足(藤原鎌足)は、父から教わった『六韜』を基に謀略によって私利私欲を追求する群臣を排除した上で、大和王朝の初代大王・磐余彦(神武天皇)が述べたという「八紘為宇」の理想国家を樹立することを誓う。
推古天皇崩御から天智天皇までの時代を独自の仮説を導入しつつ描く。
※九州王朝説、多元王朝説を設定に用いています。
※十二年後差説を使用しているので編年が通説と異なります。
※なるべく史料に忠実にはしていますがこの作品はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-20 21:14:18
22895文字
会話率:63%
古代、倭国は「九州王朝=筑紫朝廷」を中心とする連邦制国家だった。
6世紀末に始まった中国大陸と朝鮮半島の大変動は、倭国の体制にも大きな影響を与えていた。倭国連邦の一国である大和王権も、その例外ではなかった。
【第四話から第一部が始まり
ます!第四話から読んでも問題ありません】
※九州王朝説や十二年後差説と言った定説ではない仮説や、私のオリジナルの仮説も含まれています。
※小説執筆にあたっては、なるべく文献史料を直接調べるように心がけましたが、話の都合上、意図的に史実を改変している部分もあります。
※私個人による文献資料の調査には限界がありますし、古代史においてはそもそも史料自体が少ないので、かなり創作された部分が含まれています。
※『日本書紀』における大和王朝の皇族等の敬称については、当時の天皇は大和王朝ではなく九州王朝の君主であったとする立場から、「天皇」⇒「大王」、「皇子(親王)」⇒「王」、「王」⇒「公」へと、それぞれ改訂しています。ご了承ください。
※名称については、なるべく当時の名称を使用するようにしましたが、<1>地の分では(特に初出の場合)現在の通称を使用乃至併用した場合があります(上述の敬称の問題も同様です)<2>カッコ内に現在の通称を併記している場合があります<3>歴史に詳しくない方でも読めるように一部の固有名詞にカッコ内で若干の解説を付した場合があります<4>作者の知識不足で現在の名称を使用した場合もあります(パソコンの変換で出てこない場合も同様です)――ので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-29 09:38:37
52112文字
会話率:67%
高2の夏休み、八田十流《やたとおる》は中学まで住んでいた大神町《おおがまち》に、嫌々ながら帰ることになった。そして同じ学年だった早海月子《はやみつきこ》と出会い、ひょんなことから大神神社へ行くことになる。二人が神社のご神木に触れた瞬間、古代
大和王朝のあった時代の大神町にタイムスリップしてしてしまう。窮地を助けてくれたのは、なんと人語を解する白き狼だった。
古代と現代がつながる和製ファンタジー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 17:04:18
4013文字
会話率:57%