紗英は心理学に興味を持つ女子高校生。図書館で借りた専門書「ユング心理学入門」から、小学生の少年と交流を持つことになる。少年の夢判断をするうちに、紗英は彼が虐待を受けているのではないかと懸念するようになる。心理ミステリーです。
最終更新:2019-06-20 22:48:15
22344文字
会話率:30%
主人公である黒川カズは、アニマルマスクをかぶった連続通り魔強盗犯キャットマンに襲われ、恋人を殺され、自分も死にかける。生き残った黒川は事件の後遺症で記憶障害を負い、犯人の顔を見たはずなのに思い出せない。そして恋人が殺される場面を悪夢として
何度も見るようになる。さらには色盲になり、現実世界で色の判別が不可能になってしまう。
事件から一年経っても犯人は捕まらず、手がかりはない。あるとすれば自分の失われた記憶のみ。だが黒川は何も思い出せずにいた。
そのため犯人につながる手がかりを探ろうと、わらにもすがる思いで夢占いの館という名の店を訪れる。そこで夢占い師のアリスと出会う。
アリスの説明によると、彼女は精神分析家のフロイトが著した、夢判断という本を参考にした方法で夢を解釈し、その意味を教えてくれるという。
最初はただの占いだと思い、あまり信じてなかったが、夢を見る仕組みやその解き明かし方を聞いていくうちに信じるようになり、悪夢について相談する。するとその夢解釈によって、大学時代のサークル仲間のなかに犯人がいることが発覚する。
それを知った黒川は、三人の容疑者に接触して探りを入れる。そしてその影響で見たであろう夢をアリスに解釈してもらうことで、事件につながるヒントを得て、犯人であるキャットマンを特定しようと動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 00:00:00
148387文字
会話率:69%
毎夜見る夢を掌編小説として起こしました。
起承転結もなければ支離滅裂です。夏目漱石の『夢十夜』ではないのですが、なんとなくそれをイメージしています。
ネタになりきれず熟成できなかった夢たちの断片を、物語の一場面として表していきます。不定期更
新になります。
主人公の名前は、全編通して統一していく予定ですが、すべて夢を記したものなので、各話の設定が毎回違っていることをご了承ください。
また、文字化するにあたり多少改変を加えていますので、夢判断などで作者の性格の残念さに絶望しないようお願いします。
きわどい内容だったり、グロい内容も出てくるかもしれないので、一応年齢制限をかけておきます。(敬称略)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-09 22:00:00
16386文字
会話率:19%
一人の少女と少年が所属する部活――睡眠研究会。そこに、悩みを抱える依頼人が訪れた。夢の中で紡がれる真実と幻想に、眠れない少女は微笑みかける「――おいで」。
今日も彼らは眠りに落ちる。絡まる感情を携えながら。
他サイトに投稿済み作品です
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-07 13:26:17
14315文字
会話率:33%