「今日からキミがジャスティセイヴァーだ!!」
ギフト。
そう呼ばれる超能力を人類が身につけたのは、今から20年程昔の話だ。
超常的な力を振るう“ギフト持ち”の人間を、人々は『超越者(アンリミテッド)』と呼んだ。
最初こそ周囲か
ら差別を受けていたアンリミテッドだが、懸命の努力の末、今では社会的に認められる地位を確立している。
アンリミテッドにより、次々と技術的・体制的革新がなされていく社会。
だが、ギフトを持つ者と持たぬ者の間には、未だに軋轢は残っていた。
人は、彼らを受け入れることができるのか否か。
アンリミテッドの発生から長い年月が経った現在でも、その問題は解決を見ない。
――とまあ、そういう面倒な話はニート歴〇年の岩崎昌には関係ない話。今日も今日とて部屋にこもり、趣味に没頭している。しかし、偶の外出で買い物をしていた時、事件は起きた。
「キミに決めた!
だって、本物のジャスティセイヴァーになんか似てるから!!」
唐突に突き付けられた要求。あれよあれよという間に埋められる外堀。
そして無理やり着込まされた“変身スーツ”!
一人の“少女”の思い込みによって、岩崎昌は生活は変貌を遂げた。
即ち――超人ジャスティセイヴァーの変身者にされてしまったのだ!
……平穏を夢見る青年、岩崎昌の明日はどっちだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-15 13:31:43
26054文字
会話率:37%
(旧題:不良生徒の新城くん)さらに面白くするために内容、あらすじ、共に改稿しました!始まったばかりの作品ですが、よろしくお願いします。あらすじ→
高校1年生の新城くんは、極道の男だ。190cmを超えるムキムキの巨体に、ド派手な髪型と鋭い目
つき、左の目元と右顎に切り傷の跡を持つ新城くんは、とても寡黙で、触れれば切れそうな雰囲気をビンビンに放っている。これは、そんな極道の新城くんが繰り広げる、血塗られた任侠物語ーーーーーではなく、見た目のせいで極道だと勘違いされていて、本当は極度の人見知りコミュ障の、友達が欲しくてたまらないちょっと馬鹿な新城くんが、繰り広げる青春ラブコメストーリー。
*展開上多少の流血表現があるかもしれないので、タグのR15や残酷な~をつけています。
それと多少のお色気シーンのためです←ほぼこれ
初めての作品なのでどうなるかわかりませんが、良い作品にしたいと思っています。なのでご指摘やご要望、アドバイスなど、皆さんの意見をお待ちしています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-21 00:24:46
25490文字
会話率:33%