「あーあー、ロザリンド様がうらやましい。公爵家に生まれてたら、私が王妃さまになれたのに」
公爵令嬢ロザリンドの婚約者である王太子殿下の寵愛を受ける男爵令嬢ジェニーの言葉に、ロザリンドはこう返した。
「そんなにうらやましいなら、代わってあ
げましょうか?」
そんなことを言っても二人が立場を代わる術はないのだが……。
壊れた公爵令嬢の絶望と復讐の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 15:25:06
10332文字
会話率:29%
僕こと鏡池潮は、歴史ある旧家の双子の姉妹に仕えるいろいろと訳ありの高校一年生であり、昼間学校では妹君の『ツンデレお嬢様』天堂日向に顎で使われ、夜は夜で一緒に暮らしている姉君の『ヤンデレ巫女様』天堂月世のお世話で忙殺される毎日であった。
特に気苦労が多いのは、数百年の歴史を持つ天堂本家の『遠見の巫女』の後継者である月世が、その世間知らずの奔放さから十七歳にもなるのに僕にスキンシップをしてきたり、すぐに裸になったりすることなのである。
こうした様々な問題があるとはいえ、美人姉妹の守り役としての奉仕の日々は、僕にとってそれなりに『愛すべき日常』であった。
しかし、そんな微妙に保たれていたバランスを崩し、三人の関係に亀裂を入れたのが、日向のクラスメイトの久我山夕樹であって、どうやら彼女は姉妹の間に隠されている秘密をつかんでいて、わざと僕に言い寄り、嫉妬深く直情的な月世を煽り巫女としての強大な異能の力を発揮させようとしたり、さらに自らの親友であるはずの日向のことも容赦なく揺さぶってくるのであった──。
※この作品は『カクヨム』様のサイト上においても公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 20:00:00
80374文字
会話率:42%
『僕は普通だ!!変なの彼女!!』
『いいえ、変なのは彼よ!!だって、あたしの魅力に落ちなかったんだもん!!』
『・・・・・とりあえず、お前ら二人とも変だろ』
『普通!!』
学力普通・運動神経普通・容姿普通・性格普通
そんな普通四
拍子がそろったどこにでもいるような少年。
頭脳明晰・運動神経抜群・容姿端麗・性格極上
そんな四拍子がそろった才色兼備な現代の大和撫子な少女。
ただ、少年はちょっぴり見ている世界が変で、少女は美的センスがちょっぴり変。
そんな変人二人が織り成す勝手にしてください風おのろけ小説。
100のお題挑戦です。
一話が短かったりするのはもともとネタ小説なので、そういう仕様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 16:33:11
47459文字
会話率:14%