特段何かを頑張った訳ではない。自分から行動した事もない。常に他力本願、ことなかれ主義。
求め過ぎると疲れ果てて燃え尽きてしまう君へ、小休止をあげようね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
頑張った絶頂期は中学です。
それ以降は何一つ頑張ってません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 19:41:13
994文字
会話率:57%
少年は、孤児だった。
老婆に救われて、生き延びたが、つい最近、老婆は死んでしまった。
飼っていた犬も死んでしまった。犬好きをこじらせているぐらいで、小遣いで葬式もした。
老婆の葬式を一人でやり終えた次の日、何と授業中に異世界に飛ばされてしま
う。
何が出来るだろう、何をすべきだろう。
勇者とその仲間として召喚されたクラスメイトは困惑する。元の世界からこちらに来るときに与えられた二つのもの、【称号】と『元の世界で執着していたもの』を手に恐怖に支配されていた皆。
たった一人、孤児だった少年だけが、犬山桐吾だけが己の意思を強固に持ち、召喚された理由に抗った。
犬が大好きで、不良並みに喧嘩っ早く、異世界に容易く順応した。
彼が持っていた執着は、『老婆と共に住んでいた家』、『老婆に与えられた名字』、『犬を飼い孤児を養子にし老婆の家で暮らすという夢』。
クラスでたった三人、召喚時に人外となったうちの一人。
『全天の牙たる人狼王』犬山・ラ・トーゴの冒険譚は始まる。
誰も知らないはぐれ狼として。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 21:27:47
95407文字
会話率:38%