あたしら6人は小学校からの腐れ縁でいつもツルんでた。
母子家庭で団地暮らし、母親は揃ってクズばかり、いつも腹を空かせていたんだ。
おまけに「普通の家庭」のガキ共にボコられる毎日。
強くなりてえって、毎日願ってた。
そんなある日、河原に住むホ
ームレスの爺に拳法を教わったんだよ。
そしたらよ、すっげえ強くなったんだよ!「普通の家庭」のガキ共ぶっ飛ばしてやった!
それから、あたしらは変わった。
これからは、あたしらが狩る側だよ!ヒヒッ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 06:00:00
569829文字
会話率:35%
令和元年春、古森昭二は武蔵野のとある団地に当選した。
昭和二十年生まれ75才。妻に先立たれ、子供たちも巣立った昭二は団地暮らしを決意して入居する。
古森昭二
75才。初めての応募で武蔵野の団地に当選、入居する。
都会での暮らしに疲れ、な
んとなく武蔵野の自然のイメージに惹かれて暮らしはじめた。
古閑康夫
73才、昭二の将棋友達。三件隣の昭夫の部屋に三日と空けず将棋を差しに来る。
四辻美奈枝
団地を担当する民生委員。コロナ禍で団地の老人たちをいつも気にかけてくれている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-12 15:43:41
3642文字
会話率:15%
今からちょっとだけ未来の異なる日本を舞台に、博士と助手と熊と人が団地を舞台に暗躍する?
そんな団地活劇空想科学小説です。果たして前時代的な鉄筋コンクリートの集合住宅に未来はあるのか? そして博士と一同は何を目指して潜伏するのか……迫り来
る追手、厳しい住環境、過酷な限界集落化した団地に、明るい未来は訪れるのか……とか言いながら、今日も博士と助手は団地ライフを満喫しているのです。 ※この作品はフィクションであり、登場する地名、団体名及び人名そして団地名と住環境は架空のもので、実在する団地等とは一切関係御座いません。(残酷描写注意は保険です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-06 10:07:20
70799文字
会話率:41%
慶介は三十代に突入し、愛する香織と娘の三人で団地暮らし。裕福とは言えない生活だが、夢は大きくマイホーム。趣味はオートバイ。愛車はカワサキのW650、通称“ダブロク”。高校生の時に一目惚れして、十二年の付き合いになる。慶介にとってのもう1人の
恋女房。壊れるまで乗ることを誓ったダブロクのはずが、最近は心中でダブロクとの付き合いについて葛藤し、ある日、職場で起きた嫌な出来事を切欠に、思いは急加速する……
※補足情報
オートバイは周りに心配や不安を与えかねない趣味です。その葛藤は多くのライダーが抱えており、僕もライダーなのでよく分かります。そんな葛藤を描いてみたくて書いてみました。短編ですが、文字数は二万字越えちゃいました(苦笑)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 21:32:19
22266文字
会話率:34%