俺こと日裏静哉はモブな人間をめざして生活をしている。
どれくらいモブかって? 成績……は将来に関係するから頑張っているが、朝は誰の目にも止まらないような時間に登校を完了し背景と同化して本を読む!
クラスで会話する友達は一人! 言っちゃあ悪い
が喋るやつはクラスのイケメンとかじゃなく、日常の一コマにいるようなただの凡人だ。……と、こんな感じに平凡な生活をしているわけだが……俺には秘密があって、モデルをしている。
その仕事帰りに、クラス一、いや学年一の美少女である江橋麗華がナンパされているところを助けてから俺のモブ生活が崩れかけている!
「何を読んでいるのですか?」「一緒に帰っていいでしょうか?」
まさかばれたのか? 学校では前髪で顔も隠れているしばれる要素なんてないはずなのに? 何故だ! このままではモブから美少女に声をかけられているウザいやつにクラスチェンジしてしまう!
「違います。人違いです」
これは割と抜けている勘違い少年が美少女からの追求をひたすら躱……しているつもりの物語。
カクヨムにも投稿始めました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 19:00:00
248211文字
会話率:58%
ある日突然エアコンが喋った。
あいつの要求は一つ。
『28度設定にしろ』だって。
おいふざけんじゃねぇーぞ。
なんでよりによって『18度』の快感を覚えてしまった俺のエアコンが喋るんだよ。
お願いだから、至福の一時を邪魔しないでくれ。
最終更新:2017-07-27 07:35:29
1851文字
会話率:52%