美味を食せば嘔吐し、ゲロ不味い料理を食せば舌鼓を打ってしまう究極の味オンチである主人公。
先天的に突出した才能ギフテッドで、彼は最も宝の持ち腐れとなる自分に釣り合わない才能「究極シェフ」を授かっていることが判明する。
究極シェフのギフテッド
は宮廷料理人として即採用レベルの料理の神業を簡単に成してしまうものだが、究極の味オンチである主人公には最も無駄なギフテッドとなる。
しかし究極シェフを授かることは非常に稀有で、これを活かさない人間は皆無とされるほど貴重なもの。
美味しい料理を作って味見をしてはゲロを吐いてしまう彼は、一流のシェフとして成功出来るのか。
ゲロ不味い料理を美味と感じる能力を逆に活かすことができるのか。
嘔吐漂う究極の料理を巡るドタバタグルメ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 01:33:26
13599文字
会話率:56%
深夜テンションでお送りするお食事系ライトノベルです
しごおわでヘロヘロの「俺」は危ない妄想をしながらなんとか家に帰りつきます
「今日もいろいろあったなぁ」
「何で俺がこんな目に……」
いろんな感情がうず巻きますが、もう社会人なんだか
らそれはそれ、明日にはリセットしなきゃいけません
「苦しいこと」も「悲しいこと」も、「嬉しかったこと」も全部を仕舞う
そのために「俺」が必ずするのは『食べること』です
見た目?自分で食うんだから気にしません
味?疲れてるんだから肩ひじ張らなくてもいいじゃありませんか
1日の締めにとりあえず『食う』
何も気にしない独り居酒屋の気まぐれメニュー、ちょっとのぞいて見ませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-06 20:52:52
10281文字
会話率:7%