吾亦紅 小説家になろう　作者検索

色染月の風が、景色に少しずつ彩りを描いていくとき、宙の舞台に映し出される、星の天窓。こころは、言の葉とともに未来という景色を描いて。

　人間と吸血鬼が共存する時代、ハーフヴァンパイアのアルヴェスが出会ったのは、銀の呪いを身に宿した少女、シルバレットだった。 　成り行きで少女と共同生活を送り始めたアルヴェスだったが、彼の仕事先の同僚が亡くなってから彼を取り巻く状況は目まぐるしく変化していく。 　吸血鬼殺し。ヴァンパイアファミリーの後継争い。そして、銀の呪い。 　訪れるのはシルバレットの命の危機。吸血鬼と魔術師が台頭する街で自分だけを守り続けていたアルヴェスは、やがて最初で最後の勝負に出る。折りたたむ>>続きをよむ

打算的な性格で学校生活を送る立花桃火は、友人から進級したクラスに一人留年した生徒がいることを教えられる。しかしその生徒には変な噂が付きまとっていた。 そんな時、桃火はその生徒へと配達物を届ける役割を半ば押しつけられるように課されてしまう。渋々桃火がその生徒のいるという病院に行くと、そこには噂通りの吸血鬼のような容姿の少女、橘雫がいた。 彼女に配達物を届ける傍ら、桃火は彼女がかかっている病気や彼女の性格について知っていく。 それから何日か経った後、雫が一年の入院を経てクラスに復帰することが分かり――。 基本的に毎日投稿です。折りたたむ>>続きをよむ

おいしいものって、なに？

僕の特別な時間は、先輩の日常でしかない。

平凡な人生を送っていた高校生の『俺』。 ある日手に入れた怪しげな直方体は、リセットボタンだった。

思いついたままに書いた詩です。

　７歳年下の許婚から「わたしの気持ちです」と彼岸花を送られた女性が、彼岸花の花言葉に秘められたまっすぐな彼の気持ちにたいして、自分と向き合い、その答えとして吾亦紅の花を贈る話。