真っ白なスタートをもう一度切ろう。
少年がVRMMO・ウルスラインオンラインの有料公式サービス、アバター名変更手続きを申請したのは、これで通算99回目。
最初につけた名前を含めれば百個の名前を同じゲーム内で持つ少年は、ある異変を境に現実に戻
れなくなり、二度と名前の変更ができなくなってしまった。
大厄震と名付けられた異変を機に、ゲーム内でプレイヤーたちが新しい生活を探っている中、少年は一人の少女と出会う。
二人が行く先々で出会うのは、少年の過去の名前と当時パーティを組んでいた仲間や因縁のある相手たち。
過去の因縁が大厄震の後に少年に困難をもたらしそれを打ち破ったとき、また一つ、少年の英雄譚がウルスラインの世界に刻まれていく。
※少し名前いじり注意
※ちょいちょいパロディ混じります
※のんびり系コメディ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 23:00:00
158296文字
会話率:48%
「君ってさ、私のことだけ名前で呼ぶよね。どうして?」
高校二年の君野は、片想いしている吹奏楽部の先輩と二人きりの幸せな部活時間を過ごしていた。いつもの取り止めのないお喋りの中でそんなことを尋ねられて……。
「他の子のことはみんな苗字呼び
なのに、どうして私だけ下の名前なの?」
大胆な猛アピールをし続けていると誤解されて、でもその気持ちは誤解ではなくて。
誤解と言葉遊びが転じた、高校生の不器用な恋愛短編。
恋愛要素よりヒロインの名前いじりがメインのお話です。
※他サイト(カクヨム・ノベルアッププラス・アルファポリス)でも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-06 18:23:48
8164文字
会話率:32%
モテたい!
ハーレムを作りたい!
そんな発想から、瀬奈はとあるウイルスを開発する。
そのウイルスは「男を女体化させる」というものだった。
これで自分以外の男性を女性にすれば、確実にハーレムが完成するはず!
しかし、瀬奈の開発
したウイルスはとんでもない不良品だった!
なにせ自分だけが女体化することになったのだから――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-08 18:23:14
6238文字
会話率:36%