「これは陰謀です!」
極度の陰謀論者である埋火一禄(うずみびいちろく)は、今日も物事の背後に陰謀を嗅ぎ取り、警鐘を鳴らす。
誰も取り合わない。話半分に聞く者、半分の半分に聞く者、全然聞いてくれない者しかいない。
医療事故の隠蔽。
暴対法の
真実。
半導体メーカーの策謀。
政財界の権謀術数。
夜の街を支配するラーメン屋の親父。
家畜とされ、人権を剥奪された無名の民。
誰も、その存在を知らない。知っているのは、埋火を含む有志数名のみだ。
ある時、クラス一の美少女である堀北神流(ほりきたかんな)が、埋火たちが集まる作戦会議室(旧校舎二階の教室)に案内される。
純朴で心優しい美少女を交え、一癖も二癖もある仲間たちが、それぞれの意思をもって陰謀に立ち向かう。
陽キャと陰キャの格差を消し去り、恋愛の平等性を訴える恋愛共産主義者:畦遼鵜(あぜりょうう)。
運命論を説き、右にも左にも寄らない中立こそが理想であると唱えるニュートラル理論提唱者:真壁封弥(まかべふうや)。
世にはびこる誠実はすべてまやかしであると声高に主張する財閥令嬢:鈴鹿来夏(すずからいか)。
彼らは叫び、主張する。たとえ、耳を傾ける者がいなくても。
在るべき理想を追い求め、イデオロギーの海に漕ぎ出していく。
思想強めの少年少女と純真無垢な美少女が織りなす、陰謀と真実の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-29 18:38:46
5747文字
会話率:60%
「え? なんで? なんで推しのラスボスが、全員いるの!?」
魔力が弱いとバカにされていた下っ端神官の『はるか』。彼女が召喚したのは、この世界に迷い込む前に遊んだロールプレイングゲーム(RPG)のラスボスだった。召喚には対価が必要で、寿命の
残りが半分になるという。
「四人もってことは、半分の半分の半分の半分。わたしの余命、もってあと5年!?」
気を取り直して魔物退治をお願いするものの、ラスボスたちはなかなか言うことを聞いてくれない。
「え? 接触しないと力が出ない? イケメンに触られまくるなんて、無~理~!!!」
ラスボスたちは一筋縄ではいかなくて、その上ハルカを溺愛してきて!?
RPG好き元女子高生の恋と冒険が、今始まる――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 21:07:58
31804文字
会話率:45%
莫大な借金を抱えた男のもとに、死神が現れて・・・
【投稿者の個人サイト「物語の社」にも掲載しています】
⇒http://chronicles.xsrv.jp
最終更新:2021-11-21 21:15:15
2091文字
会話率:48%
半分の半分くらい、音が下がって聴こえる
最終更新:2018-04-21 18:35:13
341文字
会話率:0%