小さなズレからすれ違いを生んでしまった春海《はるか》と夏純《かすみ》。
「別れ」というひとつの結論を出すことにしたふたりは、恋人同士としての最後の時間を過ごしていた。
最終更新:2021-09-15 23:00:00
4023文字
会話率:26%
何も考えずただ何となく生きていたあの時。偶然を必然と思った日、俺は自分を変えようと思った。
時は流れ少しはマシになったように感じていたある日、俺は初めて彼女と口を聞いた。
それは、ほんの僅かな……それでも俺にとっては忘れることの出来ない大切
な時間の始まり。
たとえ終わりが見えていたとしても。
※この物語は"凡そ"フィクションです。実在する人物、地名等とは全く関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-08 00:00:00
5880文字
会話率:33%