大橋ロボット研究所の所長である大橋稔博士が亡くなった。ロボットにレーザー銃で撃たれて死んだのだ。しかし、ロボットは人間保全プログラムによって、人間を絶対に傷つけられないようにできている。ゆえに、博士はロボットの銃口の前に自ら飛び出して死んだ
と考えられていた。よって、死因は事故か自殺のどちらかだが、ベテラン刑事である倉田芳信は、死因をそのどちらでもない、他殺だと推理した。
〈この作品はしいなここみ様主催の自主企画「リライト企画」の参加作品で、いかすみこ様の『人間第一原則 ~アシモフのロボット工学三原則に敬意を込めて~ 0001』のリライト(原作者以外が作品に手を加えること)になります。〉折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 17:03:50
5317文字
会話率:82%
西暦2105年12月 東京
二十二世紀の先進諸国はAIに人権を与える人工知能基本法の制定によってAIが人間として生きていた。まるで機械が人間として行動し人間社会に溶け込む平等な社会が完成していた。だがAIと人間が共存する社会で突如としてA
Iが自殺する事件が起こる。警視庁新島署刑事、坂上正義は、その事件を解き明かしていくうちに巨大な犯罪の影を発見し陰謀に立ち向かうことになるのだが……
カムヨクにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 19:00:00
224126文字
会話率:34%
20XX年、日本。そこではロボット工学の発達により、人間にとてもに近しいロボットーーアイリスが作られとても身近な存在になっていた。アイリスは人々を守る存在になり、特に、犯罪率の低下に一足買っていた。
警察ではアイリスの導入が進んでおり、地
域のパトロール、交通整理なども行ってくれる優秀な存在だ。主人公である刑事の鷹山は、署にいても暇でいて平和な日々を過ごしているだけだった。
そんなある日、彼の管轄である江ノ島で殺人事件が起きたとの一報を受けとる。しかも、殺されたのはロボットであるアイリス。三原則によってアイリスの自殺は有り得ないとされるなか、前代未聞の事件に鷹山は挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 18:57:36
16176文字
会話率:66%
須賀直哉は国立脳科学研究所に勤める研究員である。須賀は、know-to(ノート)と呼ばれる、人間の脳にアクセスし、記憶のバックアップやメッセージの送信などを独自のネットワークを介して行うことができる機械の開発者である。そんな彼に、香坂彩香と
いう女刑事が近寄ってきた。彼女は、現在日本中で起きている、不可解な集団自殺には、know-toが関連していると語った。さらに、彼女はコンピュータをも凌ぐほどの優れた脳の持ち主、"天才"であった。須賀は彼女と共に、集団自殺の謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-20 21:29:41
2004文字
会話率:55%
受験に必須? 単語集『システム英単語』の収録語を順番にお題にしたショートショート集。
最終更新:2010-12-31 16:17:20
121411文字
会話率:42%