「鷲尾さんの……好きなところなんて……余裕で……100個言えますよ」
──頬を紅色に染めながら、沢田くみは俺に”LINE”で告げた。
交際経験0のインキャな高校3年生、鷲尾智衣は、ある日下駄箱にラブレターを発見した。
差出人の名
前は”沢田くみ”。
俺の隣に座る、可愛らしい見た目の静かな少女だ。
でも、どうして沢田さんが? この2ヶ月、俺は彼女と一度も話していない。というか目が合ったことすらない。正直嫌われてると思ってたのに……。
しかも沢田さんはコミュ障すぎてLINEじゃないと話せないらしい。そもそもこのラブレター、彼女の字じゃないような……本当に沢田さんは、俺のことが好きなのか? そしてこのラブレターを書いたのはいったい誰なんだ?
──やがて付き合う鷲尾智衣と沢田くみ。
初めての交際を通して鷲尾に芽生える特別な気持ち。沢田が抱く過去のトラウマと劣等感。彼らの関係を複雑に見つめる美少女幼馴染、米林夏鈴。そして弱みを握る生徒会長……。
これはインキャ同士のカップルが、不器用な”イチャイチャ”を噛み締めながら、甘々で、だけどちょっぴり苦い愛を紡ぎ描く、そんな純愛ラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-06 10:19:09
11349文字
会話率:56%
純日本人なのに金髪碧眼、超セレブ。しかし脇役キャラ!!!それが今の俺だ。決めゼリフは「悪いな、俺の家のベンツは十人乗りなんだ」。ハーレムゲー(でありバカゲー)のセレブ脇役キャラに転生してしまった俺は、ある日ここがゲームの世界であると思い出す
。しかし俺の推し、内気ゲーマー美少女、「天使千春(あまつかちはる)」はこの世界線で負けヒロインだった。俺は!この手に入れた金の力で!彼女を幸せにしたい!開発中止になった千春エンドを見せてくれ!と思って支援(物理)していたら、なんか彼女の様子がおかしいな……。 / ギャグあり、ラブあり、次第に主人公を一途に慕いだす内気系けなげ彼女と、セレブに転生してしまった主人公の王道(と言い張りたい)ラブコメ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-21 01:17:26
93356文字
会話率:44%
高校二年生の信吾はある日、窓際で1人孤独に本を読む少女と出会う。
最初は無視され続ける信吾だが、2人はお互いに心を開いていく。そして、少女が信吾に隠したこととは──。
最終更新:2016-03-15 00:03:20
7993文字
会話率:37%