突然異世界に迷い込んだ僕、高橋翔流は森の中にいた。
どこかも分からず一人遭難状態。
そこに現れたのは関西弁し過ぎるソロキャンパー、リッキー。
十三歳だと言う彼に、僕は事情を説明するがリッキーも困惑気味。
だけれど彼は切り替え言う。
「大体分
かった。ほな天空城目指すぞ」と。
・10~15歳向けの児童文学コンテスト応募小説。
・カクヨムにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-03 12:00:00
11999文字
会話率:45%
キツネのフォクスは、自分を助けたことで苦しむ母親代わりの“彼女”のために、「一生に一度でいいから見たい」と言っていた流れ星を見せたいと思い立つ。しかし流れ星を一度も見たことがないフォクス。山や森を駆け巡って情報を得ようと試みるもうまくいかな
い。果たして流れ星を見せることはできるのか。
『月ふる夜と光とぶ朝のあいだで(冬童話2015)』『混じりけのない白より好きな色(冬童話2017)』の世界から数年後のお話。この2作の登場人物がたくさん登場しますが、この作品だけでもお読みいただけます。“彼女”の成長に合わせて、ひらがな多めの絵本風から一般的な児童向け小説くらいに変化しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 19:00:00
13726文字
会話率:45%