あなたの知る地球とは異なる地球、異なる世界。
その世界の文明はゆるい上り坂を登っている途中だった。
車輪はあれどタイヤはなし、鍛造鋼の剣はあれどリボルバーはなし。情報は酒場やかわら版で得るものであり、生成AIはおろか、ラジオやテレビも発明
されていなかった。山は険しく、森は深く、湖は神聖なもので、ほとんどの人々が海と空には端があると考えていた。
この世界の文明発展を妨げているのは「魔族」
人や獣とはまったく異なる系統樹を歩んだ、異形の|物《・》、異形の|者《・》。想像できるものはすべて「魔物」になる。海の獣、空の獣、森の獣、砂漠の獣、湖や川の獣。火水木金土、ときには死者すら蘇った。
その魔族たちの王は「召喚者」たちによって討たれた。
それが200年前の出来事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 03:51:40
12766文字
会話率:38%
21世紀初頭、人類は60億弱までその数を増加させていた。
ところが30世紀初頭、総人口5億を切っていた。
人類が減少してしまった原因...それは遺伝子の劣勢化によって、妊娠確立の低下や先天性異常を抱えた胎児の増加による、子供の減少が原因
だった。
このまま滅びの時を待つしか無いのか?誰しもが心の奥底で思っていたその時、一人の科学者が『タイムマシン』を完成させる。
この大発明から、滅亡を目の前にしていた人類の大逆転が始まる。
R15は保険です。そこまで過激な表現は出ない筈です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-13 00:00:00
4727文字
会話率:40%