黒の魔女・シンザは魔法植物や魔法生物とともに森の奥深くで暮らしてくれた。そこに現れた白の騎士・ヘイズはシンザにある提案をする。シンザの亡き母の墓を森に移すことを条件に、森にあるシンザの書庫を自由に出入りさせてほしい、と。人間を信用しないと
決めていたシンザだったが、ヘイズたちと交流を重ねていくうちに心が揺らいでいき……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 22:32:03
25438文字
会話率:70%
〝2020/10/23 第一巻発売〟【第一回集英社WEB小説大賞】において『大賞』を受賞しました。応援してくださっている方々、本当にありがとうございました! 《あらすじ》絶対的権力を持つ男子生徒に逆らったせいで、学校中から見放され迫害を受
けていた俺――坊地日呂(ぼうちひろ)。毎日毎日どんなイジメを受けても決して屈することはなかった。そして今日もまた校舎裏でボコボコにされてしまう。だがそこへ生徒たちの悲鳴が聞こえる。それが――世界が変貌した瞬間だった。学校のグラウンドで、RPGに出てくるようなモンスターたちに襲われ、次々と生徒たちが殺されていく。そんな中、俺は一人自宅へ逃げることができた。そして自分に奇妙な能力が宿っていることに気づく。それは《ショップ》と呼ばれるスキル。金さえ払えば、地球上にあるあらゆるものを購入することもできるし、何といっても地球に存在しえないファンタジーアイテムまで手にできるのだ。俺は、人間が次第に淘汰されていくこの世界で、スキルを活かして悠々自適なスローライフを送ることを決意する。自分を見下し、迫害してきた連中には、俺のような力がない上、どんどん殺されていく様は痛快で愉快だった。これは迫害されてきた少年が、スキルの力を使い、何も持たない人間たちを利用していく〝ざまぁライフ〟である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-16 12:00:00
812360文字
会話率:46%
異能、それは超能力や魔法と呼ばれる類のもの。この世界ではその異能が当たり前に存在する。はっきりとした力とは厄介なもので、必ず他人と比べたがる人間が現れる。時にそれは殺し合いにもなる。<PBR>それを危険に感じた人間たちは、あるシ
ステムを作り出した。それはCombatControl通称CCと呼ばれる戦闘規制法。<PBR>その戦闘規制法とは中学生に上がる時に必ずステータスリングという腕輪のような機械を付ける事。そして、そのステータスリングなしでの戦闘は重罪にするというものだった。<PBR><PBR>異能が存在する世界、力の優劣がはっきりとする世界。その世界に生きる、人間を信用しない少年、棗 裕也。これはその少年の出会いの物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-03-19 20:40:07
349文字
会話率:0%