私の知人で一番人を見てるのは誰か。と聞かれれば一人の女性が思い浮かぶ。
周りが総じて『軽い』という最中、彼女だけは彼の事を『真面目』と定義した。
『でも皆口に出さないだけで、信頼してると思うんですよ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
軽口多くて真面目な方は、皆口に出さないだけで、信頼されてると思うんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 07:47:57
1261文字
会話率:47%
魔族の娘キアラは、血の繋がらない兄のクロウに恋をしている。
一途にただ彼だけを追いかけて真っ直ぐに好意を示しても、そっけないクロウは相手にしてくれない。
原因はわかっている。義兄は魔族が嫌いで、キアラは特殊な瞳を持っているから。
だけど今年
はクロウと二人で遠出をすることになった。
少しでも距離が近づけばいいなと淡い期待で出発したのに、キアラを拒否しては気まぐれで優しさを見せるクロウに不満は募り…。
「妹なんかじゃないよ。私だけを見て!」
盲目的に恋する乙女とクールな拗らせ剣士がハッピーエンドを迎えるまでのお話。
中盤シリアス、後半溺愛となっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 20:38:01
87553文字
会話率:29%
他人への共感の感情が希薄な二十三歳のヒロトは恋人の「女」とは高校生からの付き合いだった。朝起きて、仕事をして、週末には女と共に過ごし、セックスをする。たまには二人で遠出をしたりする。やがては結婚して、そうやって「普通」の生活へと向かう事に、
ヒロトは多少の戸惑いを感じる事もありながらも幸せを感じていた。
そんな「普通」の日常の中に転がる「死」は相手を選ばず、ある日突然肩を叩いて来る。
希望に満ち溢れていたはずの生活の中で、「女」との関係は徐々に変わって行く。そして、知らない間に気付かされた「死」の身近さにヒロトは翻弄され、穏やかだったはずの日常は「普通」とは掛け離れた思わぬ方向へと進んで行く。
狂気の渦中で取り残され、やがて自分自身が狂気なのだと知ったヒロトは、ある埋葬を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 13:00:57
91958文字
会話率:61%