ある隠れた場所で顔も隠して孤児たちを導きながら平穏を望む女がいた。その姿はもはや誰も分からない。人にも亜人にも獣人にもエルフにも嫌われたハーフエルフの彼女はその場所から出てこないから。その孤児たち以外、誰にも逢わないし逢えないから。彼女の存
在は名前だけしか残らなくなってしまったが後悔はない。誰とも逢わなければ………平穏は、守られる。そう思っていたのにこの熊っぽい男のせいで歯車は、少しずつ回り始めてしまった。
★本編は完結いたしました。出来る限りの改訂も終了いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-09 22:57:13
161940文字
会話率:62%