大陸の中心、バレンシアガ大砂漠には迷宮がある。人智を超越した摩訶不思議な品々、生物、技術はすべて迷宮発祥である。近代社会の到来を迎え、不安定な世界情勢に緊張が走る各国は、国力を挙げて迷宮探索に乗り出した。世界の縮図となった迷宮都市では、富
・名声・力・美貌、ありとあらゆるものが世界最高水準で蠢き合う――。
そんな迷宮都市に、孤高の美少年が足を踏み入れる。幼くして端麗かつ妖艶な美貌を持つ少年、ファム・ファタールはふと溢れ出した前世の記憶を取り戻し、迷宮の謎に肉薄するが、迷宮の最奥で待ち構えていたのは―――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 19:00:00
25844文字
会話率:19%
夜な夜な泣き出す人形、見たものを絵の中に引きずり込もうとする絵画、血を吸う妖刀…
この世にはありとあらゆる不思議な品々…怪奇品が溢れている。
そんな曰く付きの怪奇品を好んで集める青年、アルヴィーン・メルツと仲間達が巻き起こす、日常と非日
常の世にも不思議な物語。
*このお話は妖怪やクトゥルフ神話を元にした登場人物等も出てくる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-27 21:25:49
2773文字
会話率:50%
ウェイの街の西区八番通りには不可思議な品物を扱う店がある。
睡月湖亭と呼ばれるその骨董屋の主人氷翠は、自分を尋ねてきた商人の娘の命を気まぐれに救った。
しかし、少女セアンは相手の行動が理解できなかった。
その夜、氷翠のいる睡月湖亭へ直談判に
向かったのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-05 20:08:38
31455文字
会話率:35%