たったの一行で終わる小説。すべてのストーリーがたったの一行で紡がれる。とても短い小説です。一話が短いので、こちらでは5作品ずつまとめて投稿します。一応R15をつけておきます。アルファポリスやカクヨムにも投稿しています。
最終更新:2022-01-06 22:05:17
4375文字
会話率:50%
時を止め静かに眠る手帳に触れた指から、浩一(こういち)との思い出が由里(ゆり)の心に染み込んでいく。愛しき人が逝った事実を受けとめられず、閉ざしながらも切なさに叫ぶ心は胸を締めつける。
(あの日から……1年も経ったのにね)
浩一との
日々を回想する中で、由里は手帳の付箋に気付く。由里はそのページだけ開こうとするが――。
※本作品は『画像で一行小説』サイト様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-12 09:03:21
4025文字
会話率:24%
慰霊碑を前に男は一人佇み、刻まれた名前に向かって言葉を投げかける。
「会いに来たぞ」
返ってこない言葉と仲間、一人生き残ったことへの罪悪感。回想の中で自身を責める彼の前に、現れた仲間たちが送った言葉とは ?
※戦争から帰還した元
・兵士が、慰霊碑に刻まれた仲間たちの前で、過去に区切りをつけ新たな一歩を踏み出す作品です。
※本作品は『画像で一行小説』サイト様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-11 13:36:15
1714文字
会話率:50%