バイオハザードが起こり、生存者達で助け合いながらなんとか生き延びている世界。
自給自足で生き残れるシェルターを持っていたり、仲間を見捨てないリーダーシップのある少年に集まった才能あふれる少女たちなど選ばれた人ではなく、主人公はただの疫病神。
映画によく出てくる主人公の荷物になる一般人が主人公です。
主人公が身を寄せる避難先は愛着が湧き始めたころに崩壊します。
更新速度はゆっくりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-27 22:29:49
3415文字
会話率:33%
この物語は本当の恐怖が体験できる貴重なお話、恐怖とホラーの違いについてどの位理解ある人間がいるだろうか。
この物語は街談巷説《がいだんこうせつ》、怪奇伝集《かいきでんしゅう》、道聴塗説《どうちょうとせつ》、怪異譚《かいいたん》どれにも該当
しない。
恐怖とは様々で電柱の影が化け物に見える錯覚から魑魅魍魎の類に宇宙人までこれは人間の知識の無さからくるもので更に物理的に拷問を受け痛みによる恐怖もあり結局は’死’を意識しての恐怖だ。
そして’死’とは百発百中で迎えるエンディングでありどんな富豪や大スター達にも逃れられない。
そんな恐怖と戦う為に人類は宗教と言うものを作り出した勝手都合の良く、存在するかも分からない神という存在、その神が世間では乱立している。
まだリアリティーのある人間の科学力を遥かに凌駕する異星人を崇拝した方が現実的だ。
そしてこの物語の主人公みたいな人物が大勢蔓延《おおぜいはびこ》っている現状を理解して頂きたい。
犯罪者の街頭インタビューで「そんな事するような子じゃなかったのに」
そう社会に紛れているごく普通の一般人が主人公なのだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 13:54:53
29000文字
会話率:45%
宿命に導かれて旅立つことが、勇者達の条件だとするならば……彼は、明らかにそれから外れていた。
祖先が伝説の英雄でもなければ、特殊な能力も、変わった生い立ちも無い。
ただ、故郷の皆のため、ついでに世界のため……という、所詮は一般人に過ぎない考
えで戦いに加わる。
……そんな彼の将来は、どうなるのか?
うっかり魔王を倒してしまうのか、それとも志半ばで倒れてしまうのか?
「意地と義理と人情だけで、魔王に弓引く一般人!ここに推参!……ってな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-24 21:33:17
31447文字
会話率:47%