エイダの夫は、非常に優秀な領主様である。その旨を直筆の報告書にまとめたエイダは満足感を刺激する結果に、ふへへ、と笑った。
そして、エイダは家出した。
『ユージン様の有能さは、これ以上ないほど明白です。
私・エイダがいなくともユージン
様は立派なご領主様。つまり、私はお役目御免と考えます。
追伸。
執事様から“妻がいる方が強くなる”とありがたい助言を頂きましたので、ことが落ち着きましたら、後妻をお迎えくださいまし』
これは、天然でお馬鹿な娘(妻)の逃亡劇を綴る物語。あるいはどうにかして彼女を連れ戻そうとする若干病んだ夫の、苦労話のひとつ(あくまでひとつ)である。
◆本編全5話。
◆タイトルの割にシリアス含みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-30 18:14:55
19718文字
会話率:39%
「あんな蔑んだ場所で手を差し伸べられたら好きになるわ」魔術師だけど魔女並みに強い少女と苦労性の神官と勇者として転生された男の子とヤンデレ気味の魔王様とのラブコメだったりシリアスだったりバトルだったりするどこにでもある物語だったりする
最終更新:2014-09-29 00:08:44
635文字
会話率:31%
今日も今日とて私は表情ではにこやかに、けれど心の中では絶叫をする。
(胃が痛いいいいい! 空気読めよおおお!)
これは不幸にも小学生にして胃痛持ちになってしまった少女とその原因である美少女(?)とのお話である。
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と、あらすじ書き
ましたが実際は少女視点で心の声をダラダラと綴っているだけです。この話は短編用にざっくり急展開にまとめていたものをうっかり長くなって三分割にしたものですので、話が色々飛ぶのは気にせずスルーしてください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-16 00:00:14
18654文字
会話率:34%