いまから5年前……ガレマール帝国第VII軍団長のネール・ヴァン・ダーナスは、古代アラグ帝国が大昔に打ち上げた月の衛星ダラガブを地上に落とす作戦(メテオ計劃)に着手。しかしその企てはグランドカンパニーとその精鋭たちの活躍により阻止され、激戦の
末にネールは命を落とす。ところが彼の死後もダラガブは落下を続け、地表に接する直前でついに崩壊。中から現れた古代の蛮神バハムートが放ったメガフレアによりエオルゼア全土が焼失し、これが第七霊災となった。
霊災で多くの敵味方が死に、エオルゼアの広範囲で壊滅的被害が出た。その傷跡は今だ深く、3年が経とうとしている今も尚、復興は続いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 10:10:10
21341文字
会話率:43%
俺の名前はメガフレアデス十三世、通称魔王である。威厳を振りまき、気さくで魔物問わず好かれる人気者だが、恋人はいない。
魔王がぼそりと言ったある一言で、四天王達は魔王争奪戦のバトルロワイアルが勃発した。
快活なスポーツ少女の灼熱のヘル
フレイム、ロリ体系で魔王に憧れる不死者ハーデス、ミステリアスな爆乳女子の氷獄のマリア、ゆるふわ系女子の岩石のガイアの四人が魔王にアプローチをかける。
だが、魔王の想い人は別にいた!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 01:46:57
34000文字
会話率:44%
「お電話ありがとうございます。こちらは『貴方の戦場にドドンと炸裂。格安メガフレアサービス』になります。ご希望のコースと戦場をダイアルキーにてご入力ください。なお、この通話はサービスの品質向上のために、通話内容を録音させていただいております。
この通話には二十秒ごとに、約二十オウの料金が発生します」(機械音声)
「メガでもテラでも……もうこうなったらキロフレアでも良いから! 誰か知り合いに○○フレア撃てる子いないの?」
「自陣に弊社のメガフレアが飛んできてる? ははは! 格安メガフレアサービスに依頼するのが、まさか自軍だけだとでも思ってるのか?」
新規参入組の格安戦争代行サービスに非正規社員として雇用された若きドラコニアンの『ロンド』は、『格安メガフレアサービス』のあまりのブラックさにうんざりしていた。
傭兵とは名ばかりのメガフレア撃ちっぱなし、撃ち逃げは当たり前というモラルの低さ。
同一戦場にて自軍敵軍共にサービス利用者という二重契約も最近では増えてきた。
そしてなにより――スタッフは正式な『ドラゴン』でもなければ『メガフレア』でもないんですけど!?
□■社長のありがたいお言葉■□
「いいっていいって。俺達人間からしたら、遥か上空から火柱が飛んで来たらなんでもかんでも『メガフレア』みたいなもんだからさ。名前のインパクトって大事じゃん? 格安サービスに誰も真のドラゴンなんて求めないって」
こんな社長の思い付きで始まった戦争代行(傭兵)サービスが、まさかあんな形で人間達の世界で問題になるなんて、あの時の僕は思ってもみなかったんだ……
いい加減な社長の元で働く気弱なドラコニアンの青年を主人公に、非正規雇用・低賃金で幾多の戦場にメガフレア(偽)を届ける我らが『格安メガフレアサービス』は、戦闘(主に空の上から)・恋愛(注:ドラコニアン同士です。人肌は登場しません)・会社への不満(低賃金からの人員不足・残業代ボーナス無し)の三拍子揃ってお贈り致します。
世界観的にはハイファンタジーですが、ブラック労働は現代的。
現在、カクヨム、個人サイトにも掲載中の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-27 20:18:11
20484文字
会話率:31%
メガフレアが撃てるようになれば、暗い夜道でも安心だね!
最終更新:2021-07-17 23:11:01
1585文字
会話率:50%