団員数わずか五人。最底辺の傭兵団を率いる青年ラースは、戦場で日銭を稼ぐ冴えない日々を送っていた。
そんなある日、戦場で彼の前に現れたのは帝国の最強、“神の紋章”の力を操る姫将軍エデルナ。
平民でありながらなぜか規格外の力を秘めたラースは、姫
将軍と互角に渡り合い、その強さを見込まれて王族直属の地位へと成り上がる。
そして彼の戦術眼と行動は次第に周囲の運命を変えていき……
世界の“最強”たちがラースの名に注目し始める中、彼はやがて帝国すら震え上がらせる。
これは最強の平民傭兵が世界を揺るがす伝説となる、成り上がり戦記である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 17:28:13
9430文字
会話率:41%
『和平を望むも臣下たちから軽視され馬鹿にされる魔王』『世界にたった一人しかいないためにあちこちで頼られ、我が身を削って働いてもかえりみられない聖女』『終わった世界に捨てられた主神の分霊たる女神』。三人は人と魔の和平決裂の場に集まって、そうし
て思いついた。「もう全部捨てて逃げちゃおう」
これは彼らが立場と責任から逃れて、誰も知らない楽園で『家族ごっこ』を始める話。
※カクヨム、ハーメルン同時投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 11:00:00
29740文字
会話率:27%
ハーメルン同時投稿。
ハーメルン日間ランキング オリジナル2位 総合4位獲得。
俺の名はアルベルト・クロワッサン、通称アル、17歳。
先月までは、ユグドラシル王国の貴族であるサマリー公爵家に仕える使用人の一人だった。
このたびうちの御令嬢
のメアリー様が色々やらかしましてね。
王子からは婚約破棄され、公爵家からは勘当され、学園は退学となり、王都は追放される運びとなったんですよ。
まさに因果応報と内心笑っていたんですが、お人よしと評判の俺としては、年頃の女の子が一人路頭に迷うのを流石に見て見ぬふりは出来なかったもので、気づけば身元引受人に立候補していました。
このお話は、そんな流れで、性格クソな元令嬢と田舎で一緒に暮らすことになった、俺の苦労話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 18:00:00
111405文字
会話率:50%