同じ高校に通っている二人の少年の物語。
教師から不良というレッテルを貼られた八雲《やくも》は、自分とは正反対の優等生と言われている尊《たける》が授業をサボっているところに遭遇する。
話してみると意外にも気が合って、すっかり仲良くなった二人は
よく遊ぶようになる。
八雲は次第に、尊の死んだ姉のこと、拭うことの出来ない孤独感を抱えていることを知っていく。哀しげに笑い「故郷なんか、ない」と告げる尊はどこへ向かうのか。
ディアスポラ(=離散した人々)という言葉を知って書いた作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-02 21:00:00
21836文字
会話率:47%
追われた故郷に、郷愁などあるものか。
最終更新:2024-10-31 07:00:00
247文字
会話率:0%
青銅器時代のミノア文明から遺された線文字A等の古代文字、またキプロスの古代文字、更にインダス文字の原典を日本語として解読した経験を踏まえ、日本語民族の移動や拡散について考察しました。
最終更新:2024-06-23 07:30:14
4579文字
会話率:4%
ザンヴィル山の高地にサンディアの民が暮らしていた。彼らは宗教に囚われることなく、自然の神を愛し、自然を崇拝し恐れていた。
その土地には屈強な民が暮らし、また、四千メートル級の山々が他国からの侵略を防ぐ役割を持っていた。
サンディア人はどの国
よりも自然を愛し、自然を崇拝し、自然に守られてきた民だった。
その荘厳なザンヴィル山の麓の小さな村に住む、美しく天分豊かな少女アルティアは外国の外交官の娘の少女アンナと出会い、アルティアの綺麗な声に魅せられたアンナがアルティアを祭りに誘った。幼馴染で守衛のエミルとアルティアは祭りが行われているスマルへ向かう事に
その頃、アルティアの故郷トマル村では待誕節のお祭りが厳かに執り行われていた。
しかしトマル村の待誕説の催しに突然重機の音が鳴り響いた。隣国のジョラリアがトマル村にやってきたのだった。そしてジョラリアは村のほとんどを焼き払い、サンディア人を拘束し始めた。
アルティアとエミルは、追われるように逃げ、スマルへ助けを求めに向かったのだったが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-01 15:50:25
13273文字
会話率:55%
ある日、九条一都は高架下で少女を拾った。
そいつはどうも、ただの家出少女というには色々と厄介事を抱え込みすぎていて――。
リレー企画、第一作目です。
最終更新:2014-04-22 20:11:52
6602文字
会話率:44%
オンラインゲームを運営するエランド社が満を持して送るVRMMO、Diaspora Online(ディアスポラ オンライン)。その一日体験イベントに参加した七城瑞貴はすっかり体感型MMOの虜になり、妹の陽菜や友人らとともにクローズドβにて冒険
を開始。新たな出会いや刺激的なイベントを満喫していた。ところが、そんな彼らを嘲笑うかのように由々しきトラブルが発生。10万ものプレイヤーがVR機内で冬眠状態に陥ってしまう事態となる。折りしも難を逃れていた瑞貴は、ゲーム内に取り残された妹を救うべく再度の接続を試みるが?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-21 00:00:00
42431文字
会話率:40%