大学に入学したばかりのユリは、魔女にかけられた騎士エスターの呪いを解くため、異世界に召喚されてしまう。
ユリがテニスラケットでエスターをぶつと、なぜか一時的に呪いは解けたのだが、やはり魔女を倒さねばならないとわかる。
エスターは、強制的に異
世界に連れてこられたユリを元の世界に戻すことを誓う。ユリは元の世界に帰るため、エスターや王弟ラインハルトらとともに、魔の森に設置された『円』を目指すが……。
※アルファポリスでも公開してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 20:18:03
169279文字
会話率:39%
軍の名門に生まれ育ったゾーニャ・ガリアードは、病弱な妹のためにも軍人として名を上げるべく士官学校の門を叩く。だが、才能を持たない彼女は「名家の落ちこぼれ」として、腫れ物扱いを受けるようになってしまった。
そんな時、ゾーニャの前に現れた同
期・不吹竜史郎が、独り思い悩む彼女に向かってハッキリと言い放つ。
「放ってはおけない。君が1番、下手なんだから」
歯に絹着せない、辛辣なその一言こそが。誰にも向き合ってもらえなかったゾーニャの心を溶かす、最初にして最大の一歩だったのである。
これは、後の「英雄」たるゾーニャ・ガリアードの始まりと、初恋を描いた物語。
(カクヨム、暁、ハーメルン、エブリスタでも掲載する予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 00:02:41
8719文字
会話率:36%
日本の災いを取り払うべく異世界に旅立ったショウは自分の攻撃力が0と言うことを知る。日に日に減るお金、遂に底をついた時、ある少女に助けられるが、直ぐに少女を失ってしまう。怒りや悲しみの感情が頂点に達した時、彼に秘められた魔法が発動した
。愛用のテニスラケットを武器?!に異世界を『リセイバー!』
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投稿ペースは不定期(1ヶ月に1話は必ず投稿)
『リセイバー』とは…今後の話に出てきますので創造しながらご覧下さい!
改稿に関しましては、誤字直しになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 23:20:33
14309文字
会話率:54%
あらすじ
外は桜が咲き乱れ、道は通勤している人たちであふれかえっている。そんな中、俺、山里連(やまざとれん)は悠々と朝ご飯を食べていた。第三中学校に通う俺は平凡ではなくエンジョイしているといっていいほどのリア充だ。リア充とは言っても彼女
はいない。言い訳をさせてくれ。
リア充=リアルに充実している
と、俺はとらえているため、現実が充実していればリア充と言ってもいいと思っている。
二階建ての家に住む俺は四人家族だ。父、母、叔母そして俺だ。一人っ子の俺は十分に甘やかされてきた。自分の部屋には、野球セット、テニスラケット、卓球セット等、体を動かすものがたくさんある。
放課後は同じクラスの奴とサッカーなどをしている。休日も同じだ。ひきこもる。なんて一回いや、一ミクロンも考えたことがない。
唯一嫌いなものがある。それは二次元だ。なにか、少し見ているとか悲しいというか慈悲の心が芽生えてくるのだ。
そんな俺の友達を紹介しよう。
香山(かやま)大翔(ひろと) 栗毛色の髪の毛。短髪だ。顔は中の下くらいだ。この学校きっての中二病だ。得意科目は理科。彼曰く(いわく)理科で使うものが俺の心(たましい)を揺さぶるから。らしいのだ。そんな彼とは幼稚園からの付き合いで、すごいことに違うクラスになったことがないのだ。俺は彼のことをヒロと呼ぶ。逆にヒロはれんと呼ぶ。
光岡(みつおか)悠(ゆう)馬(ま) 真っ黒な髪の毛。短髪。顔は下の中くらいだ。彼がこの世でこよなく愛す物。それは二次元だ。一度、彼の部屋にいったことがあるが、壁はポスターやタペストリーで埋まり、棚の上には無数のフィギュア。学校の鞄には、ラバスト。そう。光岡はオタクなのだ。アニメが嫌いな俺が、なんで光岡と仲良くなったのかというと、中一の時に席が隣で意外なことに優しかったのだ。彼的にはここで見過ごしたら二次元のあの子に嫌われるからといういちゃもんをつけているが。
彼の好きな言葉は{俺とお前の次元は違う}と言う言葉らしい。おそらく好きな人の次元が違うのだといいたいのだろうけど、語呂が悪いのだろう。
俺は彼のことをミッツと呼び、ミッツは俺のことをヒロと同じ、れんと呼ぶ。
そんな俺には今好きな子がいる。泉凛(いずみりん) という子だ。凜はかわいい。それしかない。うん。かわいいは正義なのだから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 23:45:36
37265文字
会話率:50%
昔握られていたラケットは、何も見ず。ただ孤独のときをすごしていた――。
最終更新:2008-06-27 22:16:05
593文字
会話率:20%