卑屈で、謙虚で、屁理屈を言うことが得意な事以外は普通の高校一年生である『氷室政明』。入学早々、教室の端っこで窓際の席+隣の席に座るのはスーパー清楚系美少女『逢瀬雫』という座を手に入れて歓喜する彼は、今までの自分の行動の不甲斐なさを思い出し、
勇気を出して彼女にある事を告げる。
「突然だけど……お願いします、俺の友達になってくれ!」
「ふん、陰キャが哀れね」
だが、それは虚しくも空振りに終わった。
しかし転機は訪れた。その日の夕方、彼は目撃する。駅近くの路地裏で雫が、先輩たちに襲われかけているその姿を。政明は自然と体が動いて彼女を助けるのだが、恩を仇で返すというのか、次の日から彼女は彼に対して暴言を吐く様になった。
なんでだ。こういうのって、助けてくれた俺を惚れるパターンじゃ……とそんな思想も彼女には見透かされて。
「まさか、私を助けるてくれた事にそんな悪心があったとはね。変態、公然わいせつ犯罪者」
「へぇ⁉ そんなに言います⁉」
「まぁ、感謝してないわけじゃあないけど……」
「え?」
だがそんな彼女も、満更ではないらしく。慣れ合っていく中で、徐々にそれぞれの想いが変化していく男女。
政明は担任の策略にハマり仕方がなく入部する部活『創作部』には、何故か柔道部に入部予定だった彼女もいて……。
愉快な仲間達と共に事なかれ主義の政明は、ツンツン少女と共に高校生活を謳歌する。
きっと俺の求めている青春は、ここにはない。
さぁ、創作部へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 20:01:04
128466文字
会話率:37%
中学時代に英語教師が「営みの後には愛があり、それはジェラシーへと変わる」などとAからZの羅列を使ったネタを披露していた。「では、Kはなんですか?」そんなことから始まるラブコメディー。
最終更新:2015-10-14 22:09:44
4080文字
会話率:56%
槙村薫子のクラスには幸せ王子がいる。薫子は少しばかり顔がよくていつも笑顔で「俺幸せ」が口癖の幸せ王子・黒岩双葉のことが大嫌い。大嫌いなのに双葉が突然「槙村さんって、俺のこと好きだよな」と言い出し、おまけに双葉も薫子のことが好きだと言う。幸せ
王子を不幸のどん底に突き落としてやるチャンスだと思って「つきあってみる?」という双葉の提案にのってしまった薫子だったが……。ツンツン少女とポジティブ少年の攻防戦。(自サイトでも公開しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-12 20:10:15
78948文字
会話率:47%
あなたは吸血鬼(ヴァンパイア)の存在を信じますか―――?
科学が発展を続ける現代で、オカルト嫌いな少年とツンツン少女は出会った。
その出会いは、少年の運命を狂わせるー・・・・
それは運命?否、必然!!
最終更新:2012-04-14 00:21:59
4037文字
会話率:13%
“王国”なのに王がいない国、シュオーマ王国。この国は王がいないため、政治が機能しておらず、あちらこちらで盗賊が跋扈し、民は飢餓で苦しんでいた。そんなシュオーマ王国を自分の国にしようと、四人の若者が立ち上がった。―――全ては、平和で安全で戦争
のない国を作り上げるため……。平和を求める建国ファンタジー、堂々開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-07 00:20:19
4645文字
会話率:42%
ツンツン少女が恋をしたお!!!
最終更新:2009-07-21 12:14:29
1631文字
会話率:39%