特定の文字を使わずに書かれた文章――リポグラム。
全ての文字を一度だけ使った文章――パングラム。
逆さまから読んでも意味の通る文章――回文。
言葉の最後と始めをつなげて書く――しりとり。
区切る場所を変えると意味の変わる文章――ぎ
なた読み。
文頭だけ集めて現れる新しい文章――縦読み。
全ての文字を並び替えて別の文に変える――アナグラム。
その他、etc⋯⋯。
この短編集では、そんな言葉あそびを各編にまとめた、一話完結型の掌編小説たちです。
小説というのは、全てが言葉でできています。その言葉を表す文字は、本来なら意味なんて何もありません。ただの記号。白と黒の濃淡の組み合わせ。空気の振動。
しかし人類はそこに意味を与え、無限の広がりを持つ空間を作り出しました。
さあ、皆さん、言葉で遊びましょう!
この短編集では、各編の初めにその言葉あそびに関する概要を説明するページを載せています。
「リポグラムってなんだろう?」とか疑問に思った方は、初めにそちらを読んでみてください。
すでに知っている方は、いきなり本編を読み始めてもOKです。
基本的には、どこから読み始めても大丈夫なようになっております。
また、作品の性質上、文章の折り返す位置が重要になる作品(縦読み作品など)もあります。そういった作品には、タイトルに「☆」マークをつけているので、タイトル横の「表示調整」というボタンを押していただいて、適宜文字のサイズを調整していただけると幸いです。
番外編もあるのでぜひ読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 15:10:00
169850文字
会話率:13%
フェレンゲルシュターデン現象とは、猫が時々なにも無いところを睨む現象のこと、である。
今回、本現象についての詳しい解説をタイポグリセミア現象によって紐解いてみます。
「 そでれは ごらん くさだい 」
最終更新:2018-09-23 08:29:22
1002文字
会話率:0%
ぶしょんう は さしいょ と さいご の もじ が あってれいば、ほか が ばらばら でも にしんき できる。その しほゅう を つっかた じけっん しょせうつ と なまりす。
以下正しい文
文章は最初と最後の文字が合っていれば、他がバ
ラバラでも認識できる。その手法を使った実験小説となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-07 00:56:45
275文字
会話率:0%