宮廷魔導師のビョウは、王命により、勇者召喚の儀を行った。
それにより、62人の異世界人が、勇者として王城に召喚された。
召喚された者たちの1人は、拉致された怒りをぶつけるように、ビョウを殴り飛ばした。
勇者の心証を良
くするため、国王は勇者召喚の責任を、ビョウ1人になすりつけた。
ビョウは勇者召喚罪により、引き回しの刑を受け、王都を追放されることになった。
大罪人として投石を受けたビョウは、大通りで力尽き、倒れてしまう。
ビョウが死を覚悟した時、召喚された少女の1人が、ビョウに手を差し伸べた。
ビョウは少女、サクラガワ=ミナモに救われ、無事に王都から逃れる。
一方、足並みが揃わない勇者たちは、各地で様々な問題を起こし始めるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-02 13:00:00
8764文字
会話率:31%
「ダンジョンは本能寺にあり」
気付けばシンスケは、戦国時代の草原に居た。
隣には、学校の後輩、フミの姿も有った。
何も分からぬまま、2人は歩いた。
その先で、シンスケたちは運悪く、馬のモンスターと遭遇してしまった。
シンスケを庇ったことで、若き豊臣秀吉が、その命を散らしてしまう。
その後、織田信長の庇護下に入ったシンスケは、今川義元がダンジョンマスターとなった事を知る。
桶狭間にダンジョンができ、人々の命が脅かされようとしていた。
秀吉の死に責任を感じたシンスケは、彼に代わり、ダンジョンを攻める事を決意する。
戦国のダンジョンとシンスケの戦いが、始まろうとしていた。
これが語られぬ、戦国時代のしんじつ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 13:00:00
7370文字
会話率:41%