俺は同級生のユアと付き合っている。切っ掛けはサッカーをしている俺が格好いいと告白してきたからだ。付き合いだしてからも順調だった。今日までそう思っていた……
【警告】
ポップなタイトルで前半はわりと軽い作風ですが、中盤からのした側視点は激オ
モです。辛いと思ったら読むことをすぐにやめてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-01 19:30:00
7031文字
会話率:35%
ラズブール王国——。
それは、お茶の生産地でも有名な、商売を得意とする国。
戦いに置いては防御に強く、攻撃など二の次。
全て、策略で勝ってきた国。
その国の王女である
『ラズブール・ローゼ・テランプルト・ユーリ』
は、お淑やかて穏やかな姫
だ。
優しく、人に平等。彼女は貧民にも手を差し伸べた。人は、まるで聖女のようだと言った。
そして、この王国の最強騎士——。
三大天の名を授けられた三人の騎士たち。名を、
紅色『バルンベルト・シン』
碧色『フェルステルト・シアリス』
翠色『アンゲリーク・ムハントル』
彼たちは、最強……であったはずだった。
彼女が、現れるまでは。
彼女が剣を一振りしただけで大地が揺れる。
速さは光のごとく。魔法で煌めいた刀身は、キラキラと星屑を巻いて振り落ちる。
恐ろしく強いはずなのに、彼女はまるで舞をしているかのように……。
——ただただ、美しかった。
これは、最強の少女が幸せと平和を呼び起こす物語。
彼女の名はまだ、明かされていない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 16:43:10
2246文字
会話率:49%
グランヴィル王立魔法機関附属ライトメリッツ高等魔術学校に入学したマリア=カーリーとアリス=ブレット。しかしこの名前、まったくの偽名。
マリアこと本名、キリア=ナイトレイの真の目的はグランヴィル王国の内政をそれとなく探り、アリスこと、シアリ
ス=アッシュベリー公女を護り抜くこと。ところがこのグランヴィル王国、どうやら相当根深く、限りなく黒い。そしてその闇はここ、ライトメリッツまで及び、校内はなんと…。
キリアがライトメリッツで奔走するなか、真相はどんどん深まる。そして謎は学園内を越え、世界に広がっていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 14:05:08
44261文字
会話率:51%