サルバーナ王国歴1279年10月31日。
その日は「新月」という事もあってか魔王が直々に軍勢を率いて人界を練り歩く「ヴィルト・ヘーア」の日だった。
しかし、時が経つに連れて秋から冬への季節となる時期でもある為か、こぞって民衆は仮装
して夜の街を練り歩く。
そんな夜に一人の老人が居る家へ訪れた者達が現れた。
老人は聖騎士団に50年以上も務めた人物だが同僚達からは「昼ランプ」と渾名されるほど大した手柄も無い人物だった。
ところが昼ランプと称された老人の所へ訪れたのは・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 22:12:34
4015文字
会話率:31%
五大陸の東側に位置するオリエンス大陸の一国であるサルバーナ王国。
その国の第2王都ヴァエリエから15日ほど進んだ先に在るソワソン地方に在る然る村には銅像が建てられていた。
銅像は騎士像だが他の騎士像とは違い、異質を放っていた。
そんな
騎士像がある村へ一人の老いた剣士が訪れたが、その老剣士は騎士像を「犬割り騎士」と称した。
実に面妖な名前だが、サルバーナ王国では知られているのだろう。
遥々ヴァエリエから訪れた父子が老剣士と鉢合わせとなり、老人は幼子達に請われて犬割り騎士の話を始めた。
しかし、それは決して昔話ではなく「事実」だと言うのが老剣士の口振りから窺えるが・・・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-01 00:04:58
151509文字
会話率:40%
5大陸を統一した男は異世界から来たという「鷹見徹夜」という男は傭兵でありながら5大陸を統一し最終的にはサルバーナ王国の国王となった。
彼の下には様々な人物たちが集まり共に統一へと向けて走り続けた。
ここに載せるのはその者たちの経緯である
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-26 21:07:04
69585文字
会話率:1%