アパートの前にはゴミ集積所があります。
何かの間違えで捨てられた、犬のぬいぐるみカズオをめぐるおはなしです。
最終更新:2019-04-11 20:16:50
11383文字
会話率:50%
中学三年の冬の事だ。
放課後、僕は近所に住む同い年のウエシマと住宅街の路地を歩いていた。
路地の角を曲がると、我が家の斜め向かいにあるゴミ集積所の前に、少女が立っていた。
少女は灰色のツナギ服を着て、両手に白い軍手をはめ、コンバット
ブーツを履いていた。
少女の指先が、ゴミ集積所の曜日分別指示の看板を指していた。
「むむむ」といった感じで分別の看板をにらむ横顔を見て、僕は一瞬で恋に落ちた。
それが銀河を股に掛けた大冒険の始まりだった。
少年と少女が宇宙を旅する話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-15 00:04:21
7624文字
会話率:39%
ある町のゴミ集積所から始まった何かの侵略。
最終更新:2015-03-09 17:41:37
3206文字
会話率:44%
ようやく就職できた会社での条件は家デンを持っている事だった。千子(ゆきこ)は咄嗟に『ある』と応えてしまう。困った千子はゴミ捨て場で電話機を拾うが……その日から彼女の部屋には異変が……。
最終更新:2009-08-25 01:30:13
17050文字
会話率:12%