舞台は日本国の江戸時代の雰囲気を模倣しつつも電気、ガス、水道などはきちんと整備されている国「三つ葉」の首都、東風(こち)。そこで騒がれているのが幻灰という金だけを盗む盗賊だ。奇妙な事にそいつは一度盗んだ金をピタ一文盗まずに持ち主に返してい
る。その持ち主ってのが、悪党ばっかだった。そう、過去形。金を返されてからは、善人になっちまって。幻灰の奇妙な術にでもかかってんじゃないかって町のみんなは笑って噂にしている。
そんな中、一人の青年、尚斗(なおと)は、見知らぬ少女に声を掛ける。
彼女が持っていた風船が気になったから。
電撃小説大賞で一次落選した作品を改稿して、『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』に登録しているHP『tori』と同時掲載していきます。
2020/5/30. に 双手腕之瞬 「魂祭」を公開予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 19:28:14
95668文字
会話率:35%
「あんた。大丈夫か?」
初めて出会った少年に妻だったと告げられた少女。
少年が言うには、少女は不死の持ち主で、少年の前世の突如いなくなった妻だったと言う。
「あ。ちょい。捜し出すからな!待ってろ!」
少女は少年からそそくさと離れるがそう告げ
られてしまい。
少女は彼が捜している妻なのか?
だとすれば一度成就した恋はまた始まるのか?
前世と現在の想いが入り混じり、謎が紐解かれてゆく恋愛ストーリー(コメディ=シリアス)が今、始まる。
この作品を載せているHP(tori)は『Comic Room』『文芸webサーチ』『幻想検索』に登録中。
「好きだから他に好きな人を見つけて」「断固拒否」
2020/5/21.ついきゅう編「雪に溶かした泡玉。パチパチと鳴って、雷鳥を呼び寄せた」を公開。
効果音に絶対綺麗なツーッが出ている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 16:30:28
277910文字
会話率:52%
「俺がもし―だったら、」
高校2年生。始業式。学校へ向かう途中。一瞬間。時間が停まり灰色になる世界の中。たった一人鮮明な色を持つ、あいつ。に。すべてを奪われた俺。好きだと告白。玉砕。しかし。転校生だと俺のクラスに連れて来られたのはあいつで
。
〝あいつだから”〝同性でも関係ない”はずなのに。
「男だからあいつが好きだったのか…」
異性・同性・親子・夫婦・疑似親子・友人・子弟。病を持つ一人と次第に自分の性癖に悩み始める一人の二人の人物を中心に、それぞれの想いをコメディ要素に傾けつつもシリアス入りで高校、大学、社会人を経ながら進めていきます。『文芸webサーチ』『comic room』『幻想検索』にも登録しているHPでも同時掲載中です。
2020/7/30.大学1年生 11月編「休息、遊戯、群れへの切望/まひわが金盞銀台に羽を下ろす理由は、」を公開。
怖がれ、いつくしめ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-02 22:17:36
96114文字
会話率:28%