伯爵令嬢コレットは女神にガラスの靴を押し付けられ、投げ捨てた靴が王子に直撃してしまう。
王家の使者に「ガラスの靴に足が入れば王子の探す女性だ」と言われ、証拠隠滅のためガラスの靴を握りしめたコレットは――勢いよく床に叩きつけた。
「ガツンと
頭に衝撃が走ったんだ。――君が運命の人なのだと!」
「――その衝撃、運命じゃなくて物理的衝撃だから!」
王子にプロポーズされるが、女神の魔法による好意が消えれば捨てられるのは確定。
どうにか距離を取りたいコレットに対して、逃さないとばかりに王子が溺愛し始めた。
女神の祝福でときめく伯爵令嬢と執着溺愛するイケメン変態王子の、偽りの感情から生まれる恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 19:22:33
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会話率:34%