「き、騎士って……私が?」
平凡なアラサー社会人の舞子はある日、異世界に召喚された。
元の世界に戻るには、どうやら役目を果たさないといけないらしい。
舞子は、魔王を倒す特別な騎士の後継者として召喚されたらしかった。
特別な力が宿ってしまっ
たらしい上に、一緒に召喚されるはずの【聖女】はなぜかいない。
聖女の再召喚が試みられる一方、舞子は敵を倒す騎士となるために訓練を積むことになる。
教育係についたのは、よりによって一番無愛想で、年下の美しい青年騎士シリウスだった。
見目こそ麗しいが自他にも厳しい年下騎士と物理的に距離が近づくも、何か起こるはずがない。
すべては元いた世界に帰るため。
そうして他の騎士たちとも交流しながら、魔王との決戦の日は着々と近づいて行くが…。
※R15は念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 07:00:00
19104文字
会話率:24%
ぽっちゃり気味のわたしをからかうようにできたあだ名がかさぶた...誰も助けてくれない。助けようともしない。それでもわたしは生きている。なぜ生きているのかわからない。いつも孤独で生きている価値もないと思うと切ない気持ちになる。休み時間、教室の
窓際のカーテンのなかで、人目につかないように声を殺して泣いた。泣いているところを見られたくなかった。
でも、ある日、見られてしまった。よりによって一番嫌な奴に。運動会でわたしを転ばせた奴。
苛めっ子のエリカだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-13 22:39:30
24757文字
会話率:22%
獣人の国、ディーラント。
その王都、リオネスに三人の幼馴染みが居た。
『天虎のイアン』『天虎のバイツ』『人間のイドラ』
この三人だ。
三人はかつて、紅一点のバイツをめぐっての三角関係であった。
イドラ「よし! じゃあ
GOGO観光社ってのは?」
イアン「やだ、クソダサい」
バイツ「GOGOは無いわよね」
イドラ「ならてめえらは何か良い名前あんのかよ!!」
イアン「う~ん、天空観光はどお?」
イドラ「それは俺が最初に言ったやつだろ!! てめえ、なんって言ったか覚えてるか? ありきたりって言ったんだよ!! 次!!」
バイツ「青空旅行。ちょっとおしゃれじゃない?」
イドラ「何がおしゃれだ!! てめえ、野宿かよって笑っただろうが!! 次!!」
イアン「じゃあ、天天空行」
バイツ「T&Tトラベルは?」
イドラ「どっちも俺が言ったやつだろうが!! てめえら真面目に考えてんのかよ!!」
イアン「そう怒んないでよ、イドラ」
バイツ「そうそう。イドラが怒るから出てこないんじゃない」
イドラ「怒る前から一つも案出してねえだろうが!! もういい!! GOGO観光社で決定だ!!」
イアン「え!? それだけはちょっと、」
バイツ「何でよりによって一番ダサいのにするのよ!」
イドラ「うるせえ!! もう決まったんだよ!!」
こうして世界初、空の観光会社『GOGO観光社』が誕生した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-01 00:00:00
9012文字
会話率:47%
もし、、、? 僕がゴキブリになったのなら、、、?
目を覚ましたら、、、なんと!? 僕がゴキブリに、、、!?
【ウギャーーーーーーー!!!】
まさかまさかの!? よりによって一番大嫌いなゴキブリになるなんて、、、!?
最終更新:2018-05-08 03:00:00
1359文字
会話率:22%