格闘士のアイゼンは己の限界を感じ、ギルドメンバーに修業に出たいと告げた。
ギルドリーダーに快く「お前の席は空けて置くから行ってこい」と言われアイゼンは修業の旅に出るのであった。
3年後、拳聖から血の滲むような特訓を受けたアイゼンは拳聖を超
える力を身に着けて修業を終えた。はやる気持ちを抑えギルドメンバーと再会を果たすと、そこには新メンバーが加入しており、リーダーからは「お前の席はない」と冷たくあしらわれるのであった。
席の無くなったアイゼンはギルドを離れ、新しいギルドを探すこととなる。
しかしアイゼンのジョブは格闘士は3年前とは違い不人気なジョブになっており、唯一募集のあったギルドはゆるふわでのんびりギルドを標榜とするEランクのギルドのみであった。
他に入れるギルドもなかったため、ゆるふわギルドに加入することを決めたアイゼン。ゆるふわギルドの個性的なメンバーとゆるくやっていくつもりが、次から次へと事件に巻き込まれそれを難なく解決していく。
そしていつのまにかトップギルドの仲間入りをしてしまい、席はないと冷たくあしらったギルドのリーダーが現れ、「わりぃ席空けるから戻ってきて」と懇願されてしまう。その時、アイゼンの答えは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 19:55:18
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