闘病の末に崩御した国王。
まだ幼い新国王を守るために組まれた婚姻で結ばれた、アンリエッタと幼き王エゼキエル。
それは誰もが知っている期間限定の婚姻で……
いずれ大国の姫か有力諸侯の娘と婚姻が組み直されると分かっていながら、エゼキエルとの日々
を大切に過ごすアンリエッタ。
終わりが来る事が分かっているからこそ愛しくて優しい日々だった。
アンリエッタは思う、この優しく不器用な夫が幸せになれるように自分に出来る事、残せるものはなんだろうかを。
異世界が難病と指定する悪性誤字脱字病患者の執筆するお話です。
毎度の事ながら、誤字脱字にぶつかるとご自身で「こうかな?」と脳内変換して頂く可能性があります。
ご了承くださいませ。
完全ご都合主義、作者独自の異世界感、ノーリアリティノークオリティのお話です。菩薩の如く広いお心でお読みくださいませ。
アルファポリスさんでも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 20:00:00
77728文字
会話率:33%
私ライラ13歳。旦那様、レギウス・カッサラーニ皇帝殿下は最高の男性だ。顔も良ければ仕事もできる、帝位争いで一度は島流しにあったこともあるのに生き延びて遠泳で祖国に返り咲き、帝位を奪い返して乱れた国を平和にできるくらいすごい。お母様譲りの金
髪のサラサラの髪も、お父様譲りの鋭い青の眼差しと形の良い唇も、祖父譲りの長身も、元女騎士の祖母譲りの武勇も、ご先祖全ての叡智が濃縮された最高の頭脳も全てが全てが最高で。
私は陛下が大好きだ。
だからこそ私は旦那様に毎日訴えていることがある。
「旦那様! 後宮作りましょう!」
「断る」
性急な幼妻と、彼女を大切に思う皇帝陛下の思惑。
※ふわっとお読みください。
※言葉選びがだいぶんコメディです。
※pixivにも登録してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 13:30:56
6042文字
会話率:50%