数年前まで芸人として活躍していた主人公佐々木賢人は、大ブレイクしたものの、数年立った今ではテレビ業界から干されたいわゆる「一発屋」。
そんな男が笑いのない世界に転生し、世界に希望を与えていく。
最終更新:2021-01-24 19:00:00
3047文字
会話率:58%
五度目の世界規模の大戦を経て、いよいよ地球がヤバいってな状況下。それでも人類はご都合の社会を築き上げ、マイペースにその時代なりの日常を送っている。そして、そんな日常の裏側には、これまた平常運転で、人知れず葛藤を繰り返している連中が居る。
火力・電力を主軸に置いた科学文明はとうに廃れ、電気機械が「骨董品」としてただの鑑賞物に成り下がったこの時代に、電気工を名乗る青年タカモ。彼は歴史的展示物「エアコン」の修理を依頼され、世界一の歴史博物館、セントレアパクスミュージアムを訪れる。そこで、館長ジャッキに目をつけられて、半ば強引に地下の研究施設に招き入れられたタカモは、失われた大戦の記録と上書きされ続けた文明の実態を知る。そして、この星そのものが既に死にかけているという事実も。
その研究所には、コールドスリープによって存命したという過去の文明人が数名、研究員として在籍していた。違う時代に生まれ、異なる技術に触れて生活していた彼らのカルチャー乱舞、異文化コミュニケーション。各分野の視野を存分に活かし、各々の時代背景に価値観を揺さぶられながら、多角的にこの星の生き様を研究する研究者たち。
そのうちの一人、地底文明の生き残りである少女ヤチェリとタッグを組むことになったタカモは、自分の電気知識を軸に、この星の歴史とその最期に向き合う覚悟を固めていく。
初めのうちは、時代を跨いだ異文化交流に翻弄されながら、ただただ発見を追い求めてばかりだったタカモとヤチェリだが、自分たちの追いかけているものが、この研究所全体の課題において、ひいてはこの星の過去と未来において、重要な意味を持っていることに気付き始める。
壮大そうなテーマを掲げるだけ掲げて、ごくごく限られた人間たちの悪足掻きを描く、ただのラブコメ風世界の終り系ヒューマンドラマ……に、なるはずの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 02:07:03
11665文字
会話率:72%
超絶ネガティブな女子(中学生、一応文武両道)が、日々親と戦っていく私的暇つぶしな実話。
最終更新:2017-01-15 02:45:42
2626文字
会話率:5%
尾崎幸太郎《おざきこうたろう》十九歳。世界約73億人の中の一人だった筈が、異世界転生で猫になる。道に飛び出した子供を庇って死んでしまう幸太郎だったが、目が醒めると知らない世界の知らない人に飼われている『猫』だった...?!ダミアンと呼ばれ可
愛がられる猫になってしまった幸太郎が見た世界は異世界の様で...?全てを覚悟して挑んだ運命は思ったよりも過酷で猫の自分には重すぎる!ある時幸太郎はその世界の規則性を見つける。もしかしたら猫からレベル上がるかも...?猫の身から脱してせめて人間になりたい、、果たして幸太郎はタダの猫からレベルを上げることができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-19 08:02:41
784文字
会話率:46%