大手企業の子会社に勤務する社畜の趣味は、仕事終わりに近所の河川敷で1人晩酌をすること。
ようやく迎えた華金の日。仕事のストレスも相まって普段の倍以上酒を飲んでいたところ、河川敷にとある生き物が捨てられていた。
【フェンリルです。可愛がっ
てください】
明らかにそこらへんの動物とは比べものにならない大きさの犬っぽい生き物に、そんなプレートが首にぶら下げられている光景。シラフなら間違いなく警察に通報するところだったが、酒の勢いも相まって社畜は親から引き継いだ庭付きの家に連れて帰ってしまう。
「……なんで俺、拾ってきちゃったんだ?」
翌日、酔いが覚めて昨晩の自分の行動を悔やんだものの、連れて帰っちゃったものは仕方ないので世話をすることを決める。そして街中を散歩するとすごく目立ってしまうので、近所にあるダンジョンの中を散歩している最中、迷惑系配信者が人気配信者に嫌がらせをして視聴者を稼ぐために解き放ったモンスター(SSSS級)たちに巻き込まれてしまうものの……
「お前つっよ!」
なんとフェンリルは強敵モンスターたち相手に無双してしまう。そして、その光景はしっかりと迷惑系配信者が撮影していた配信に映っており……。
「先輩、みましたよ! フィル(フェンリルの名前)ちゃんと先輩の動画、大バズりですね!!!」
「……え?」
フェンリルと社畜は大バズり。そして、彼らの日常は大きく変化することになった。
これは、可愛くて生意気でめちゃくちゃ強いフェンリルとちょっと強面で不器用だけど心優しい社畜が繰り広げるほのぼの日常?劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-16 18:09:06
47668文字
会話率:70%
世界の中央に位置する世界樹、ユグドラシル。その根本にある、かなり高貴な生まれでないと就職すらできない『世界図書館』。その館長室に少女は居た。少女の名前はメティス。年の頃は15歳。知恵の一族の当主である。
―――――そんな少女の日常の物語。
なのだが、身分が身分なだけになぜか、勇者に魔王にエルフに神様に皆『世界図書館』に大集合!
「何で私のところに集まるのよ!館長命令よ!今すぐ当館から出ていきなさい!さもなければ、出禁にするわよ!」
そんな、物語。
「恋愛?そんなの勝手に展開してなさい。私を巻き込まないでちょうだい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-01 11:00:00
8552文字
会話率:57%
「異世界に来たが、なんの役割も無いらしい――」
平凡な女子高生:月吉伊吹は異世界の荒野で拾われ、『東の蛮族』との戦の最前線、『北方砦』で監視付きで暮らすこととなる。不審者扱いされた伊吹の監視役となったのは、彼女を拾った青髪青目の美青年:アル
マ・アルマットだった。
マイペースで順応の早い女子高生と、生真面目で冷静な監視役の青年。世界に独りぼっちの二人が過ごした、「あなた」の為の、たったの七十五日間について。
※テーマは『相互不理解』です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-23 00:00:59
142439文字
会話率:38%
数年前に天涯孤独となった青年――テフランは、片親だった父の後を追うように、迷宮を抜けて地底世界に至ろうと奮闘する渡界者の新米となった。
彼は迷宮の転移罠によって、自分では決して勝てない魔物や魔獣が現れる場所に跳ばされてしまう。
逃げに逃げた
果てに出会ったのは、『告死の乙女』と呼ばれている、絶世の美女ながら迷宮内で発生する人型の最強敵性種族だった。
それなのに、なぜかテフランのことを主と定め、やがて義母を名乗るようになる。
彼女の魅惑的な肉体やその自覚有り無しの誘惑や、常識はずれな突飛な行動に、テフランは頭を悩ませる。
果たして彼は、渡界者の本願たる地底世界にたどり着けるのか。はたまた絶世の美女の肉体に溺れてしまうのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-03 18:00:00
393014文字
会話率:41%
人間と魔族が存在する世界『ビポライズ』。
この世界は大きな大陸を半分に北を人間が、南を魔族が支配していた。魔族は人間を支配する為に北に向かって侵攻を続け、人間はそれに対抗する為に魔族のトップである魔王を討伐する為に討伐部隊を結成し南の地へと
向かわせた。
この物語は魔王討伐に失敗して魔王城に一人だけとなってしまった勇者の青年が魔王の娘のペットとなり、魔王城の中で人間の敵である魔族達とのほのぼの日常?を描いた物語である。
〜注意〜
この小説は私の友人であり、ネットに乏しいもののこの小説を投稿したいと言う人物が中心に物語を創り、相談役としてマロンさんと他の友人が意見を交わし、投稿するまでに至った小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-26 21:53:07
13003文字
会話率:51%
どうも~!
こちらは【出会い】の後日談を描いた短編です。
最終更新:2011-10-16 15:00:00
6856文字
会話率:31%