魑魅魍魎を生み出し破壊を齎す古の呪い『散りぬる陽』の脅威に晒される世界──大賢者セルシアスはその法力を以って、破滅の災厄と呼ばれる散りぬる陽から人々を守っていた。
終焉の時【アンニヤハトゥ】の迫る中セルシアスは、絶大な魔力を持つ魔導師
ラシディア、最強の女戦士ジュメイラと出会う。
それは遠い過去に約束された、宿命の出会いだった。
どうしてセルシアスは大賢者となったのか?
ラシディアとジュメイラは、何故それ程までに絶大な力を持っているのか?
そして散りぬる陽とは、一体何なのか──?
物語は過去へと遡り、複雑に絡み合う宿世の謎が明かされていく──。
【お話の流れ】
◆第一章
主人公たちの出会いと旅立ちがほのぼのコミカルに描かれます。
◆第二章
新たに登場する主人公たちによるドタバタ恋愛劇。
◆第三章
滅び去った狂信の宗教国家と魔導国の受難を通して、散りぬる陽の脅威、主要人物たちの壮絶な過去が描かれます。
◆第四章
謎に包まれた古代文明、歴史の闇に消えた争乱のなか、散りぬる陽の謎、ラシディア、ジュメイラ、そしてセルシアスのルーツが紐解かれていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-06 11:31:00
503837文字
会話率:35%
クリスマス当日に一人ぼっちの小さな子供の前に、自称悪魔があらわれる話。ほのぼのコミカルヒューマンドラマ。
最終更新:2016-12-25 00:07:05
10106文字
会話率:26%
勇者に討たれ、命からがら逃げ延びた齢10歳の魔王。
疲れきった少女が死を望んだとき、闇より死神は現れた。
だが、死神が告げたのは――少女を妹にするということ。
そして魔王を追う者達は否応なく迫る時。
兄妹の大切な時間を奪われるとあらば、人
外、超越者なる死神は立ち塞がることを誓った。
やがて二人は居場所を求め、一つのギルドを創り上げていく。
行き場のない人でも、能力のない人でも、夢がある人でも等しく過ごせる、ファミリア・ギルド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 22:01:51
137834文字
会話率:39%