イェラース王国の王女であるシャンティラは十七歳になる。砂漠のど真ん中の国で育った彼女にある日、縁談が来た。お相手は隣国のスーラ公国の皇太子であるルークハド。五歳ほど上の彼に嫁ぐように父王に言われる。最初は渋った彼女だが。結局、父に頼み込まれ
て引き受けることに。かなりの美丈夫だというルークハドを凄いと思いながらもうんざりとするシャンティラ。
政略結婚は覚悟していたが。それでもルークハドの妃となる為にスーラ公国に向かう事になったが--?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 13:09:06
5469文字
会話率:64%
永遠に続くと思われる旅をしていた私ことイェルク。ふと故郷であるイェラース国に彼は帰ってきた。
一年ぶりくらいに亡き妻であるアリーシャのお墓参りに行く。傍らには旧友である男性がいた。
彼と一緒にお墓参りを済ませた後、家に戻った。そんなイェルク
に待ち受けていたのは……?
(「砂礫の姫と潤いの公子〜イェラース国に咲く花〜」の番外編です。主人公の叔父様目線の物語になります。本編を読んでからの方がわかりやすいと思われます。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-04 17:00:00
2140文字
会話率:43%