王都で結界を整える支援職だったアリアは、
「戦えない」「地味で役に立たない」という理由で婚約を破棄され、
そのまま王都を離れることを選んだ。
向かった先は、結界が弱く、夜になると不安が消えない辺境の開拓村。
彼女がそこで行ったのは、結界を
強くすることではなく、
土地と暮らしに合わせて“整える”ことだけだった。
夜が静かになり、子どもが眠れるようになり、
村の人々は少しずつ「安心」を取り戻していく。
追放ざまぁも、最強無双もない。
戦わない支援職が、戻らず、争わず、
「ここにいていい」と思える居場所をつくっていく――
静かで穏やかなスローライフファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-09 17:00:00
40614文字
会話率:31%
戦闘補助師レインは、
「効果が見えない」「戦闘中に何もしていない」
という理由でパーティを追放された。
この世界では、補助の効果は数値に表示されない。
火力こそが正義であり、地味な支援職は軽視されていた。
だが、彼の補助には致命的な欠陥
――
いや、“異常性”があった。
それは、効果が切れないこと。
そして、上限なく累積していくこと。
ソロで活動を始めた彼は、
疲れず、消耗せず、判断力を失わない自分に違和感を覚え始める。
やがて分析職の少女と出会い、
彼の補助が「世界の前提を壊す存在」だと判明していく。
追放された地味職は、いつの間にか
管理される側から、条件を出す側へ――。
これは、
「最強とは、壊れずに帰ること」を体現する
戦闘補助師の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-03-08 18:00:00
44315文字
会話率:30%
継母と義理の妹に使用人同然に扱われている伯爵令嬢リディアは、本を心の支えにして日々を過ごしていた。
ある日、継母の命令で街におつかいに行ったついでに寄った本屋で、リディアはひとりの男性と出会う。
お互い素性は明かさずに、好きな本が同じという
共通点から少しずつ心を通わせていく――。
本屋からはじまった虐げられ令嬢の密かで温かな恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-21 11:30:41
15947文字
会話率:37%
悪役令嬢と呼ばれた私が叱ったのは、王太子ではなく王だった。
叱るという行為には、覚悟が要る。
声を荒げることでも、罰を与えることでもなく、嫌われる可能性を引き受けることだからだ。
この物語は、派手な復讐や劇的な奇跡を描かない。
あるの
は、役割を果たした者が立ち続けた結果、静かに重心が移っていく過程だけ。
正しさは、いつも拍手されるとは限らない。
けれど拍手がなくても、止めてはいけない場所がある。
悪役令嬢と呼ばれた女が引き受けたのは、
称賛ではなく「立ち続ける役目」だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-10 07:00:00
7488文字
会話率:25%
愛されたかっただけだった。
王の側妃として迎えられたダリアは、結婚式もなく、名ばかりの愛情と引き換えに
「子を産む役割」だけを求められる日々を送っていた。
王ロベルトは優しかった。
けれど彼は、正妃リリアンの支配と王家の責任の前で、
ダリ
アを守る決断ができない弱い男だった。
前世の記憶を持つマリアナは、その歪な関係を第三者として見つめながら、
かつて自分が選び、そして後悔した未来と、今を重ねていく。
――側妃に愛は許されない。
――子を産めば、母でいることさえ奪われる。
それでもダリアは、自分の意思で「産む」ことを選ぶ。
愛されるためではなく、
誰かのためでもなく、
自分自身を守るために。
これは、ざまぁも救済も派手には訪れない物語。
王宮という閉ざされた世界で、
選べなかった人々が、静かに壊れていく群像劇。
そして最後に残るのは、
ほんのわずかな、けれど確かな「静かな幸せ」。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-22 22:00:00
7890文字
会話率:14%
「悪役」は、国を守るために作られた仮面だった。——魔王の契約で、私の人生は本当の主役になる。
婚約破棄を言い渡された公爵令嬢レネーは、王太子の「公開断罪」の見世物として舞踏会で吊し上げられる。罪状は聖女への嫉妬、毒殺未遂、国庫私物化——
だが、その証拠はいずれも“誰かが用意した完璧な偽造”だった。剣が振り下ろされる瞬間、会場のシャンデリアが黒い羽根に変わる。現れたのは、人類の敵とされる魔王アザゼル。「君、私の花嫁にならない?」
国と魔王、どちらが正しいのか。レネーは“悪役令嬢”として育てられた教育の全て(外交、財務、毒見、礼法)を武器に、魔王の庇護下で真実の検証を始める。腐敗した王政、聖女ビジネス、偽りの怪物譚。国家を縛る“物語”そのものが改竄されていた。
魔王の求婚は、契約——「この国を救えたなら、君の濡れ衣を全てほどく」。
レネーは悪名を引き受け、改革の矢面に立つ。愛か計算か、赦しか破壊か。
最後に選ぶのは“私の物語”だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-10-08 15:56:40
24682文字
会話率:32%
パーティを追放された雑用係。公園の小屋を開けると「神の休憩室」。お茶するだけでバフ、愚痴ればデバフが敵に飛ぶ。元仲間がピンチで助けを乞うが…
最終更新:2025-08-20 15:19:04
6282文字
会話率:31%
最悪のカップル誕生!
「気弱でデブでブサイクな子爵セシル」と「ガリガリで嘘つきでブサイクなご令嬢リディア」が結婚した。結婚から逃げたいセシルは「愛人がいる」という嘘をついてしまうが、リディアは気にしていない様子。いや、それも嘘なのか?
2人
の結婚生活はうまくいくのだろうかーー?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 15:26:01
11721文字
会話率:34%
「突然で悪いがパーティーを抜けさせてもらう」
辺境開拓の町アインツで冒険者をしている剣士レイル、恋人の回復術士リリアの浮気を知った彼は失意と怒りの果てにパーティーを抜ける事にした。
自暴自棄になったレイルは死に場所を求めて未開拓の地へと踏
み込み、そこでドラゴンと対峙する...。
☆短編「傷心剣士は激情のままに剣を振るう~恋人に浮気された剣士が自棄になって竜に挑んだら剣の極致に辿り着きました~」の連載版です。よろしくお願いします(^_^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 19:23:07
308711文字
会話率:47%
戦闘の役に立たないからと、冒険者仲間からクビを言い渡された幻術師フォロウ・ワンダー。一人では怪物と戦えない彼が、薬草集めに勤しんでいたその時、異世界転移してきた女性、夢美を保護する事になった。
目を覚ました夢美は、フォロウの幻術を見てこう告
げた。
「ねぇ、映画作らない!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 12:34:19
22246文字
会話率:57%