―――2126年4月、22世紀初頭より実用化が進められていた「タイムマシン」の完成により、日本だけでなく世界各国が歓喜と期待の声をあげた。そして、その記念すべき第一回実用試験に参加する少年が一人。少年の名は桜木翼。18歳という若さでタイムマ
シンの研究を進めていた機関、WTTワールド・タイム・トリップのリーダーにまで上り詰めた類いまれなる才の持ち主だ。
タイムマシンの行き先は100年前。
翼は自分の側近以外のこの機関のメンバー全員にそう伝えていた。しかし、実際は違う。彼の本当の行き先はタイムスリップの際に生まれる「時空の狭間」。そして、そこに取り残された大切な人を救い出すために。
彼が今日この時、ここに立つ事になった理由は過去の彼の「選択」の繰り返し。
そして彼にその選択を選ばせたきっかけは、2年前、、、いや、102年前まで遡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 20:53:45
40853文字
会話率:51%
桜並木の足元に、ぽつんと置かれたぬいぐるみ。
“落とし主との待ち合わせ”
話しかけた少女に、ぬいぐるみはさくら色のやさしい声でそう言った。
最終更新:2023-04-11 22:45:00
2582文字
会話率:17%
無事医師国家試験に合格し医師となった糸倉翔(いとくらかける)とその仲間たち。学生時代から仲間内では変わらぬハチャメチャな彼らは2年間の研修へと進んでいく。
気持ち新たに研修医として新たな道を歩み始めた新米ドクターたち。医師としてまじめに必死
になって学ぶ一方で、患者さんと向き合うごとに“人間らしさ”についても学んでいく彼らの新たな奮闘記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 12:00:00
15026文字
会話率:34%
それはとても幸せな。
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最終更新:2022-07-21 05:41:09
284文字
会話率:0%
私立桜ヶ丘学園には美少女がいる。
頭も良くて、スポーツ万能、まさに非の打ち所のない美少女だった。
ただひとつ、おかしな推理サークルの部長を務めている、ということ以外は……。
公式企画「春の推理2022」参加作品です。
最終更新:2022-05-12 21:14:00
8284文字
会話率:48%
日常思ったことを詩にしています。
これは去年、曇り空に薄桃色の桜がぼうと広がるのをみて、ひどく気が滅入って作った詩でした。
あんまり気にいってなかったのですが(^.^;
今年もなぜか同じ気分だったので、この季節には鬱ぽくなる人なのかもし
れません。
桜も散り始め、枝がちらちらみえるようになるとすこし回復してきました(+_+)折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-04-05 21:13:03
242文字
会話率:0%
篠宮静玖は、剣道の宗家になる厳しい家に育ち、一部の隙も無い凛々しい出で立ちだ。その立ち居振る舞いは「美剣士」という言葉がふさわしい。
一方で、生き方を押し付けてくる抑圧の激しい父親に反抗心を燃やしていて、今と違う世界を見てみたい、自分を変え
たい、といつも思っている。
そんな彼女だが、級友・小野崎夢花を助ける成り行きから、「スキャローブ」という地下アイドルユニットに参加することになる。
後先考えずに飛び込んだ世界は初めて見ることばかり、静玖は少しづつ「地下アイドル」の面白さを感じ、不器用ながらも一生懸命に「アイドル」の階段を一歩ずつ登っていく。
しかし、人気を取り合う芸能界の端にいる以上、「スキャローブ」もまた、華やかなステージの裏で陰湿な足の引っ張り合いや落とし穴にさらされることになる。
そもそものきっかけが、小野崎夢花が前にいたグループから追い出されたところから始まっているのだから当然のことだったが、「スキャローブ」の前途は多難だった。
その対立しているグループ「エルナト」、地下アイドル界では圧倒的な人気を誇る彼女たちだけでなく、メジャーデビューを果たしている「さくら色☆Lips」、そして静玖たちが所属している「プリンセスガレージ」の振り付け師、ひと癖あるプロデューサーも加わり、地下アイドルバトルは加速していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-04 10:00:00
28039文字
会話率:33%
明るく天真爛漫で人と接することが大好きな花凛は、高校の入学式で頑なに他人を遠ざけようとする少年・海音に出逢う。
相手と自分との間に壁を作るその理由を探ろうとするうちに彼の不器用な優しさに触れ、徐々に惹かれていく花凛だったが、海音の抱える心の
傷は思っていたよりもずっとずっと深いものだった―――――。
「俺はもう、大切な人を作らないって決めたんだ」
「好きって気持ちは、叶わないって分かったからって消せるものなの⋯?」
少年と少女の揺れ動く片想いが、いま、幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 16:47:31
9619文字
会話率:50%
温厚な竹居が、突然キレた。その理由を探るうち、マコは竹居の秘密を知る―。
先輩への片想いに揺れるマコと、ぶっきらぼうな竹居。泣いたり笑ったり、ゆっくりと進む、ふたりの友情と恋の物語。
本家サイト:fract-one(http://www
.geocities.co.jp/Bookend-Hemingway/5448/index.html)からの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 08:50:07
73190文字
会話率:34%
「あなた、昨日死んだはずじゃ──」
高校が創立記念日で休みだった翌日、登校した日々乃さくらを迎えたのは、クラスメイトのそんな一言だった……。
自身に似た少女の自殺の余韻もさめやらぬうちに、さくらの目に飛び込んで来たのは、新たな少女の殺
人事件を知らせる報道であった──。
錯綜する思考と記憶。さくらを待ち受ける衝撃の真実とは……!?
作者運営サイトでも好評連載中!
学園モノ、というほど軽くなく、ミステリというほど重くもありません。
お気楽にお楽しみ下さいませ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-26 07:06:50
63932文字
会話率:35%
自サイト『幽かな風~君がもとで咲く花なれば~』に同文掲載
最終更新:2012-02-05 11:25:33
697文字
会話率:0%
褪せても消えないこの想い、桜色の君と奏でてく
――僕らは
問いかけ多くの色に紛れて
――僕らは
答え探し迷いない音を響かせ
一つになる <コンプレックスを抱えた少年、少女が贈る桜色ラブストーリーです&g
t;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-28 16:00:15
19316文字
会話率:29%