日本最大の新興宗教団体から崇拝されている「ヤベー連中」の物語。
某県某所、山奥を進んだ先のとある村には、あらゆる病いや怪我を立ち所に癒す「神通力」が存在する。最寄り駅から車で一時間以上かかる僻地ながら、そこには世界中から持病を抱える人
々が救いを求めて押し寄せていた。
奇跡の力を行使する「彼ら」は人でありながら信仰対象として崇められ、今日も救命の最後の砦として活躍している。
だが、世間の人々は知らなかった。奴らの神通力が癒しの力だけに留まらないことを。
国内で遊学中の戸塚恭介はある日、再会した旧友から厄介ごとを持ち掛けられる。それは平和なキャンパスライフをぶち壊す非日常の始まりだった。
…………と、ここまで読むとがっつりシリアス系に見えるかもですが、登場人物には割とドタバタしてもらいます。神通力を操るヤベー組織と、そのチカラをつけ狙う別のヤベー組織との攻防を描く。シリアスとドタバタのハーフ&ハーフを目指して〜〜
※この物語は一人称形式ですが、しばしば登場人物の視点が変わります。同じ一話分の中で急に視点変更することは有りません。
最初の数話は主人公視点となります。今書き溜めている分までは二人分の視点しかないので、「群像劇」とは言えないでしょう。もしかしたら、ダブル主人公という形にするかも。
カクヨムでも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-31 21:26:08
272593文字
会話率:38%
不老不死の体を持つ月の民。
銀色の髪に、色のない透明な瞳が特徴的な彼らは人との共存で幸せに暮らしていた。
しかしある時、突如攻撃をされ、仲間が血を流す事態に陥ってしまう。
その事態に嘆き悲しんだ“月の姫”が仲間に呼びかけ、今までいた地上を捨
て、彼ら一族は月へと帰った。
それから、500年の月日が流れる。
月の国の少女・“いつき”は、少々感情が欠如している以外は普通の少女。
成人の十六歳になる三ヶ月前の今日に“月の姫”からの祝福を、なぜか一人だけ三日間受けることとなり、それが終わったその日の夜会の最中。
一人の青年が突如“いつき”の目の前に現れる。
そして彼はいつきを見つめ、迷いなく近づき、そして言った。
「あなたに一目惚れをした。結婚してくれ!」
「……はぁっ!?」
異世界恋愛ファンタジー・開幕。
※ラブコメと見せかけたがっつりシリアスの予定です。苦手な方はバックをお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-10 00:15:52
3395文字
会話率:8%
10年前、王である父を叔父の謀反により亡くしたリルフィリア。18歳になったリルフィリアが暮らすのは王城から隔絶された塔の上。監視されながらではあるが、穏やかに過ごしていた彼女に叔父から命令が下される。『王女として、ディナトル公国へ嫁げ』と。
そして、リルフィリアは嫁ぎ先で悲しみ以外のものを知って……?
※随時更新中ですが、不定期です。
※至らなさ故、いきなりストーリーがぶっ飛ぶことがありますので悪しからず…。
※タグは念のためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-11 00:00:00
70033文字
会話率:48%
あるところに、母親をなくし、継母にいじめられながらも健気に生きる、可愛らしい女の子がいました。継母が彼女につけた名前は「灰かぶり(シンデレラ)」。心優しい彼女の夢はもちろん!お城の舞踏会で王子様にお会いす…
「…平穏な生活」
…基本クールな
シンデレラ(ただししばしばきれる)は、アグレッシブかつポジティブな継母と引きこもりな父親。女装が趣味の美形な上の姉(?)とアッチの世界と交信している次の姉に囲まれて、日々騒がしく過ごしています。果たして彼女は王子様と出会えるのか?というよりお城に出かける気があるのか主人公。三度の飯より本が好き、舞踏会より本が好き、王子様より本が好き、なシンデレラとその周囲の人々が織りなすラブコメディ。…の、予定だったのですが、何故かがっつりシリアスが入ってきてます。
鈍足更新です。……すみません!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-24 01:30:27
240686文字
会話率:56%