「私にとって、お客様は神様です!」 喫茶「金魚草」は海底で優雅にお茶をしているような空間が売りの、隠れ家系喫茶店です。私、シャルは跡取りとして今日も給仕をしています。まあ、邪魔が入りますけどね。「シャル〜、ここに来てよ」そんなヒマははないの
です。「シャル、結婚してくれないか?」婿養子に来てくれるな…いえ、お断りです。そんな感じでわいわいやっていたのですが、私の日常はさらに荒らされるようですね。 卑屈系ウエイトレスと騎士と貴族と神様(?)が、わちゃわちゃやってる一人称小説です。「ときどきファンタジーの中世ヨーロッパ」モノを目指します。ジャンルどおりにやりたい……な〜。 ※なるべく控えるつもりですが三人称の話もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-15 00:53:40
115119文字
会話率:45%
「ああ。私はこの声を聞くために存在しているのかもしれない」アリア・フィナリア。後に月の聖女と呼ばれるこの少女には、秘密があった。そう。人間ではない、という大きな秘密が。だから彼女は人を避け、一人で生きると決めたのだ。なのに、それなのに、出会
ってしまったのだ。「アリア」誰よりも愛するその声で、名前を呼んでくれる人と。
「お客様は神様です?」のキーウーマン(?)アリア様と彼女が愛した神様のお話。または、後に続いていく物語の、はじめのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-23 10:55:17
2222文字
会話率:23%