自堕落な生活を送る僕は、自分が変わらない限り救いようがないと思っていた。たかが他人、たかが環境、どのように関与しようと移り変わろうと、僕を奈落の底から引っ張るあげられることはありえない、そう思い込んでいたのは間違いだった。沈没した船は引き上
げられることだってあることを身に染みた一件である。儚き夢であってほしかった、しかし現実は歪みだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-22 14:34:34
2324文字
会話率:46%
連続する殺人事件、現場に必ず残されるКの文字。それは殺人を快楽するような常軌を逸した殺人犯の仕業なのか、それとも狂った宗教団体か? ただわかるのは、事件は未だ雲を掴むような話ということだけだった。そんな事件、テレビの中に納まっているだけのも
のであって自分には関係ないと思い込んでいた俺。「――君に、世界中の人間の命がかかっているんだ」真剣な顔で紡がれる言葉。「警察はもう信用できない」手渡される銃。一笑のふすような言葉だった――――そう。まだ最初は笑っていられた。 ――それは世界にばら撒かれた――――俺のせいで考えられないくらいの大勢の人が死ぬ――――本当に俺は生まれてきてもよかった存在なのだろうか?――――……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-13 21:09:36
401657文字
会話率:33%
7月31日
さて、明日から8月だ。8月といえば夏休みのターニングポイント、ここいらで夏休みの宿題の進行状況を確認してみるかと試みてする意味のない事に気がつく。
そうだ夏休みの1週間前に渡された英語Ⅰの復習ワークを最終日の夜のような勢い
で終わらせて以来宿題というものを見てすらいない事を思い出したからだ。ターニングポイントなのでそろそろ宿題を片付ける計画でも立ててみるか.....
いやそんな事より今は8月から始まるそんなに多くないけど楽しみなイベントの数々の予定をチェックする事の方が重要だ。つまらない、変化のないと思い込んでいた自分の日常への認識を変えてくれた、たった5人の学食に集う仲間達との。
その為にも宿題を効率よく終える計画を立てるべきかと考える。
しかし完璧に思えるそのプランもどこかで機能せず最終日に睡魔との死闘を展開する事になるんだけどそれもまた自分の日常なのである。そう、日常。変わらないように見えて実は少しずつ、確実に変わって行ってる諸行無常の理に従っているもの。そんな日常の中でこれから起こる、自分と5人の学食仲間と繰り広げる学校の学食が舞台の小さなイベント。
自分たちの夏は
ここから始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-17 14:53:31
211文字
会話率:0%
地下組織に潜む男は自分を天才だと思い込んでいた。その揺るぎない自信に満ちた精神で新たなシステムを開発し続け、
世の中に貢献し莫大な富を得る。そしてもう一人の天才、二人が織成す奇怪な開発と繰り返される心理バトルは、
近未来の想像を掻き立て新た
なる未知を創造させてゆく。 (『俺々続編シリーズ第二弾』。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-12 21:52:29
9899文字
会話率:33%
僕の少年時代は、こんなだった。自分を醒めた大人だと思い込んでいた、あの頃。思い返すと滑稽で、あからさまにみっともない日々、僕は自分が子供であることすら知らなかったんだ。思春期の日常スケッチです。
タイトル、後で変えると思います。途中で改稿
もあるかと思います。ゴメンナサイ、先に謝っときます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-19 23:24:46
9806文字
会話率:47%
僕は「アトピー性皮膚炎」という皮膚病を患っている高校3年生だ。
年齢は17、身長164、体重54キロ 高3にしては少し小柄なのかもしれない。
僕がアトピー性皮膚炎(以下 アトピー)に発症したのは小学5年生の初夏のころだった。
皮膚の赤みが
一向に引かなかったため、生まれて初めて皮膚科の病院に行ったところアトピーだと告げらて初めて自分の皮膚の異変を理解した。
しかし、当時はこのアトピーに関して全く関心がなかった、その理由は、症状が出ていたのが肘や膝の裏など目の届きにくい所だったからだ。
処方された薬を飲んで、塗り薬を塗っていれば「すぐ治る」と思い込んでいた。
その結果、中学に上がる頃にはアトピーなど微塵も見えなくなっていた。
中学になって初めて色んなことを経験した。
友達と夜まで遊んだり、お泊まり会などしたり、テニス部で夢中になってテニスをしたり。
初めて彼女だってできた。
それから学生生活が楽しくてしょうがなかった・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-21 02:30:26
976文字
会話率:0%
変わらないと思い込んでいた『日常』
永遠に続いていて、なすがまま波に流されるような日々を送ると思っていた。
けど……現実を知った。
急激に変化していく環境。
今まで、当たり前と思っていた存在。
失ってから分かる、その大きさ。
変化の
渦に、ただ独り残される気分。
俺は、もう立ち止まれ無い。
歩みを止めたら、置いて行かれてしまう。
そんな、気がして。
だから、俺は歩み続ける。
その先に、何が待っていたとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-16 19:40:01
2449文字
会話率:24%
やればデキルと思い込んでいた。
キーワード:
最終更新:2010-01-13 11:45:24
2648文字
会話率:18%
生まれて来てずーっと不幸続きの女の子「あゅ」友達.恋愛.家族…全部が自分に取って最悪の人生だと思い込んでいた。。。そωな「あゅ」が24年間の人生の中で心から本当にある男と恋に落ちた。。。やっと自分にも春が来た…★幸せって始めて思えた…。続き
を読んで下さい★∩・ω・∩「これは実話です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-05-26 13:52:13
6207文字
会話率:16%
それまで信頼していた友情が、あるとき突然崩れ去る。絶対にかなわぬと思い込んでいた恋が突然動き始める。全てはリストバンドが知っている。リストバンドと殺人事件の関係とは?
最終更新:2007-05-15 19:46:54
11444文字
会話率:40%