「俺」は毎日を必死に生きていました。ある日、後ろで誰かが囁きました。「あなたはどうしてそんなに必死なの?」と。振り向くとそこには誰も居ない。声はするのに、誰も居ない。それでも、ふと気が付くといつも、その声は「俺」を心配してくれる。いつしか、
その声無しでは生きていく事も出来なくなった。「俺」はやがて、その言葉に心を奪われていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-17 20:01:00
400文字
会話率:86%
僕はベットの背にもたれている。ぼんやりとした眠気と、考えなければいけない課題が頭の中を占める。前者は黙っていても存在する。だが、後者は頭を出したり隠したりで、その度に考えは始まりに戻ってしまう。結論が出なければ動き出せない。けれど、自分の意
識に潜って課題を探すのも、頭を使って考えるのも面倒だ。もう少しこのまま眠気に身を任せていよう。それを責める人は誰も居ない。もしかしたら、いつか誰かが僕の肩を揺さぶってくれるだろうか。そんなことを考えながら、いつまでもこうしてベットの背にもたれている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-18 07:38:33
15878文字
会話率:36%
私は入学したての放課後、誰も居ない屋上で不思議な体験をした。それからというもの、いつもいつも不思議な世界へ行くようになって---------------
最終更新:2009-07-20 16:42:56
1029文字
会話率:35%
人間嫌いの主人公が織り成すネガティブストーリー。彼は人間を嫌うが故に、自分を嫌い、自分を嫌うが故に、生きることに絶望する。そんな彼が、ある日この世から消えてしまおうと試みたことから全てが始まる。その出会いは必然か、偶然か、それを知る者は誰も
居ない。――この世には、美しいものなんて何もないんだよ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-03 22:48:49
11696文字
会話率:24%
ある朝起きたら、周りが壊れていた。人も、物も、何も無い、誰も居ない、ただ、白い世界呆然とする私の耳にカタカタと小さな音が聞こえてきた
最終更新:2008-05-20 13:42:13
1750文字
会話率:64%
満員電車は大嫌い。空いてる電車は大好き。今日も誰も居ない車両で一人の空間を満喫していた。そこに現れた謎の彼女。跳べ!うなれ!叫べ!僕のドラマは始まった?!?
最終更新:2008-04-05 13:43:35
5325文字
会話率:16%
何かといっしょに居るという暖かさや心の余裕、そして誰も居ないという寂しさを駅で表現。
最終更新:2008-02-11 14:53:06
589文字
会話率:0%
河原で毎年夏に行われる鵜飼。その鵜飼が見れる家に住み、夏の楽しみとしている琴名はどうしても好きになれない日があった。そんな時、誰も居ない河原に、一人の少年が河原にずっと座っていることに気がついた。琴名は段々とその少年が何をしているのか気にな
ってくるのだが・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-08-20 14:39:42
2375文字
会話率:20%
ふとした瞬間に感じる孤独。ひょっとしたらここには私一人しか居ないんじゃないか。そんな考えが頭に浮かぶ瞬間、ありませんか?
最終更新:2005-07-20 08:44:36
1394文字
会話率:6%