「炎舞」のサブストーリーです。
季節は夏、八月の下旬。大広間から大量のロウソクが見つかり、みんなで百物語をやろうということに。
嬉々としてはしゃぐ者、失神寸前の者、ファンシーゾーン(?)に逃げ込む者…。
こんな夜って、お約束的に何かが起こる
!!(キットクル~キットクル~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-17 13:47:43
2724文字
会話率:44%
砂漠の宮殿、大理石の広間。
男が一人、シーシャをふかす。
男と女と、一人の少女のちょっとしたお話です。
最終更新:2011-09-10 14:23:03
5233文字
会話率:45%
江戸物人情物に初めて挑戦いたしました。よろしくご購読願いします。
「何すんだよ!」
そう叫ぶと同時に志乃の右手が新之助の頬を張った。
新之助は能面のように表情を消して、志乃の上に覆いかぶさってきた。再び新之助の頬が激しい音を立てて鳴
った。何度も何度も乾いた音が響いた。衿からぐっと差し込まれた新之助の手に志乃の乳房が鷲掴みにされる。
「まったく娘みてぇな身体をしてやがる。親父は、この身体を抱けなかったことにまだ後悔してるんだぜ」
逃げようとしても上に乗られた新之助から志乃の自由は奪われたままである。
裾を割られて新之助の腰が志乃の中へ落ちてきた。「やめな!」と強気に応戦していた志乃の声が「やめて……」と哀願するように変わった。
新之助が力を込めた。
志乃は息を強く吸い込み仰け反った。
抗うのに無我夢中で時間の経緯がわからなかった。ただ下腹に熱いものが注がれて、志乃の体を嵐が通り過ぎた。志乃の頭が混乱し、心を殺されて放り出された。
「赤ん坊から腰の曲がった年寄りまで、深川の女という女たちを全員取り込んじまうよ! 門仲に目障りで邪魔っけな小間物屋があるけど、潰しっちまうよっ!」
大広間に集めた八十名の男達を前に志乃が立ち上がった。茜屋の五つ紋をあしらった黒羽二重を着た志乃の勢いに、臙脂の鮮やかなお仕着せ半纏の男達が一斉に野太い気合の入った返事で座敷の空気を振るわせた。
--でも、覚えているだろ? あたしゃ容赦しないよ。約束だ。あんたのこの店を潰して見せるからね。悔しかったらかかっておいで。
茜屋は、浅草は花川戸にある呉服商である。志乃はそこのひとり娘である。
法師蝉が時雨れた夏の終わり、越後から出てきた仙吉が茜屋で奉公を始めたのは、志乃が十になった時だった。
そして二人の夢は茜屋を江戸一の大店へのしあげることと一緒だった。しかし、はからずも志乃の茜屋は総力を挙げて、仙吉の深川に出した小間物屋を潰しにかかった。
それは志乃の生きてきた証にほかならなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-19 18:14:02
83102文字
会話率:36%
城の地下、網の目のように張り巡らされた迷宮の先に広がる大広間、そこに一振りの杖があった。王子を連れ、混乱から逃れた姫が手にした瞬間、待ちわびたとばかりに呪いが発動する。しかし彼女は慌てない。それこそが明るい未来へ到る唯一の道であることを、す
でに知っていたからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-21 15:33:29
7792文字
会話率:64%
とくにこれといった何かはありません。
適当に思い付いたので試し書きです~
最終更新:2010-07-22 23:54:11
257文字
会話率:25%
数十年に一度だけ姿を現すと言われる難攻不落の塔。
ファイターのジギーは、同じファイターの先輩やシーフ、そして想いを寄せるウィザードの彼女と共に、仕掛けられた罠を突破していく。やがて辿り着いた広間にて、最強のドラゴンがジギーたちを待ち受け
る。長い長い戦いの末、託された剣を手にジギーは最後の勝負に挑む。
全ての難関を乗り越えた時、起きた恐るべき出来事とは──
※小説投稿サイト「ハーメルン」にて修正版を投稿しています。タイトルを「浄界枯渇の塔」から変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-01-31 02:48:19
111663文字
会話率:24%