これは、随分と珍しいお客様がお見えになられたようですね。
ここは、アンデッドである魔王様と死ぬことで転生を繰り返す魔女様が暮らしているお城です。
二人は長き時を共に過ごした仲良し夫婦なのです。いつもいちゃいちゃしています。
たまにで
すが、魔王様は皆の前で奥方様のおしりを触ろうとして殴られたりしています。
でも、二人っきりの時はベタベタしているのは皆知っていることなのに、何故か隠そうとするのです。
不思議です。
そんな魔王様ではありますが、そのお仕事は実に多岐に渡たります。
流通量が不安定になりがちな、作物や薬草を魔物共に作らせては各地に安価で卸したり、各地のダンジョンを整備・点検・補修を徹底して冒険者たちの安全を確保したり、勿論、この時アイテムの補充をするのも魔王様の大切なお仕事の一つです。
そして、魔王様の奥方である魔女様のお仕事も実に多いのです。
悲しくも戦災孤児や奴隷狩りにあい、行き場をなくしてしまった子どもたちを集めては、魔術や錬金術などを教え将来手に職を持てるよう教育したり、治療の困難な病を治すための治療法を研究したりしています。
えっ? 世界を征服しないのか? ですか?
残念ながら、魔王様はそんなことは考えません。
何故か? ですか?
それは、面倒だからです。
今だって魔物共の管理をしなければいけないのに、世界を征服したら人まで管理しなくてはならなくなります。
それを魔王様は大変、嫌がっておられるのです。
なので魔王様夫婦は、有り余る時間を使って今日ものびりと忙しい日々を送っております。
ですが……
たまにではあるのですが、魔王様を尋ねてやっくるお客様がおります。
その方々は、何故か皆殺気だっており少々怖い印象を受けます。
しかし、そこはお客様。魔王様の顔にドロを塗るような振る舞いは出来ません。
失礼がないよう、丁重におもてなしをさせて頂いております。
それが、私の仕事ですので。
おや? 新たなお客様がお見えになられたようですね……
魔王様に報告に行きましょう。
あっ、私とした事がまだ自己紹介もしておりませんでしたね。
私は魔王様方に仕えるメイド、悠久人形のドロシーと申します。以後お見知り置きを。
お客様。どうぞ、ごゆるりとご滞在ください。
我らが一同、異世界からの来訪者様を心より歓迎いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-29 00:00:00
97704文字
会話率:32%
ブログ棚卸し第二弾。あらすじとか説明とかいらないだろ。
最終更新:2016-01-16 18:54:16
477文字
会話率:0%
桃 あらすじ
ダイムライター(三文小説家)で売れない作家の主人公森山太郎は、ある日、新聞で『人肉入りのIBPの箱』の記事を見た。「IBP」はアイオワ・ビーフ・パッカーと言うアメリカの有名な肉製造業者。森山は一時アメリカのロスアンゼルスに留
学していた。『人肉入りのIBPの箱』に興味を持った森山が人肉事件を調べていた時、偶然カリフォルニアに住んでいる男が「MOMO」と言うニックネームで2チャンネルへ『ツイット』した記事を見た。彼の知人の女性がプラスティネーション加工されて「ボデイ・ワールド」(人体の不思議展)に展示されていたと言う。ツイッターは現在、サンフランシスコのフレイト・ホワーダーに働いていたが、以前はNDLフーズと言うNNBハムのUS子会社に働いていた。プラスティネーションされていた女性、木村美雪もNDLフーズで働いていた。USAにあるNDLフーズは、日本のNNBハムの東谷専務が事実上社長を勤めているが、彼は「食肉業界のドン」と呼ばれる男と関係がある。食肉業界のドンはヤクザ組織やD盟などの組織とも関係があった。NDLフーズの支店長、萩岡は東谷専務の命令により、麻薬を冷凍肉の箱の中に隠してアメリカから日本には運んでいた。NDLフーズの加瀬昭三は、東谷の女癖の悪さと麻薬取引を利用し、自分の口座にNDLフーズの裏金、貿易により応じる差額金を振り込み始める。やがてそれは莫大な額になり、NDLフーズの現地支店の萩岡が偶然に見つけたときには、隠し通せない額になっていた。
木村美雪はNDLフーズのセールスウーマンで、サンディゴ担当になった。『東京焼鳥』を経営する元軍人のピーター・スミスと日本人妻の春美は、経営難からマリファナとMDMA(エクスタシー)の中卸をする事になった。彼達は、NDLフーズの木村美雪を、ビジネス取引とを交換に中身を知らせずに、麻薬の入った箱をサンディゴからロスアンゼルスまで運ぶことに使う。
数年後木村美雪が突然と姿を消す。又、会社の金の使い込みがばれた加瀬昭三も、刑期を終えて出てきた後、行方不明となっている。
森山の叔母の奈緒子は警察庁の「刑事指導室」課長だ。国際刑事警察機構(ICPO)とも関係が深かった。部下の住田警部、江川警部補、それにロスアンゼルスに住んでいた事のある甥の森山太郎を二人の刑事につけて、ロスアンゼルスに派遣した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-17 11:17:20
200文字
会話率:0%
岐阜県にあると言われる月旭村。
正確な場所は定かではないが、日ノ本の国の中心にある小さな農村には遥か昔より夜な夜な行われる神事がある、古くより刻卸(ときおろし)と言う名で伝わっている。
人は知らない、世界は23時59分59秒に、刻は止まって
しまうと言う事実を。
人は知らない、止まった刻を動かすために、戦う人がいると言う事実を。
刻卸(ときおろし)を成し遂げるために、畑中昭吾は影払師(かげばらいし)となり、神事へと向かう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 04:38:04
10695文字
会話率:32%
神様曰く、俺は邪神に狙われているらしい。
俺自身は既に死んでおり、今は魂だけの存在...。魂だけといっても生前の格好のままだが。
邪神から助かるには、手出しが出来ない異世界に行くしかないとのこと。
YESチートNOハーレム!(恋人もいらん)
そんな俺の冒険が今始まるっ!!
邪神「ところがぎっちょん。そうは問屋が卸さんぞ!」
異世界に行く前に、邪神に捕まるとか笑えんわ...。
邪神の魔の手から逃げろ。
だがファンタジー世界はそれだけでは終わらない!
無双&チート そして逃避行。
あれ?追いかけてくる人数増えてない?な物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-23 10:00:00
16885文字
会話率:24%
コーヒー豆の卸業者の僕は、ある日とても不思議な経験をした――。
(プチホラーかも? 会話多めで、さっくり読める作品を目指しました。)
最終更新:2015-05-20 21:18:50
3267文字
会話率:31%
本当は既存のご当地ヒーローを主役に添えたかったのですが、二次創作とか、著作権の問題が出てきそうなのでシーサーを主役に添えてみました。
最終更新:2015-05-01 23:35:20
5085文字
会話率:58%
≪音楽と人が結び合うファンタジー≫
主人公は、「楽器の声を聞くことができる」シュタンと「歌の国家資格」を持つレベン。
二人は楽器の修理の仕事が終わり、本部のある大都市アネクドートに向かっていた。日も暮れ、二人は近くの卸問屋の街アンダンテに一
泊することを決めた。泊まる宿が無く困っているところで、優しそうな老婆のジュイスとその孫のクスナに出会い、二人の家に泊めてもらうことに。その晩、クスナは祖父の形見というトランペットの修理をシュタンに依頼し……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-09 15:48:18
106258文字
会話率:52%
僕は生まれて初めて本命と思しきチョコをもらえることになったのだが、
そうは問屋が卸さない。
いや卸さないのは問屋じゃなく、幼馴染のエーコ姉ちゃんだったのだ……。
最終更新:2015-02-05 18:12:53
2274文字
会話率:39%
神を卸すことのできるものが集まる私立神集学園。
そこに、一人のものが転校してきた。
その時に、学園で波乱万丈が始まる。
最終更新:2014-10-06 15:28:22
1317文字
会話率:42%
私には大門寺晃人(だいもんじ あきと)と言う幼馴染がいた。ソイツは兎に角ウザイ。ウザイの一言に尽きた。それはソイツの特性(?)が非常に毎回私を大変な目にあわせやがってくれたからだ。ソイツが原因で周りがそりゃぁもう騒ぐ騒ぐ。
中学に入る直前に
あった引っ越しでソイツと離れられなかったらその先、一生しんどい目を見ただろう。だがしかし、そうは問屋が卸してくれなかった。なんとソイツは中高大一貫している私の学校に編入してきたのだ!!何故だッッ!?
そして湧き出るソイツのハーレムズ。て、ちょッッ!?おまえ・・・。くるな!!こっちくるな!!私の、私の半径、50m以内に入って来んじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★
と言う基本無気力症な女の子のお話(゜∀゜)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-09 02:07:33
2388文字
会話率:18%
久慈龍之介は大学にうまく馴染めず、入学早々に休学すると実家の卸問屋を手伝っていた。そんなある日、龍之介は長年地元を留守にしていた旧家への配達を頼まれる。配達先で遭遇する療養中の七座(ななくら)姉妹。そして、姉妹を『蛇戸の巫女』だと呼ぶ少女・
下田茜との邂逅。徐々に曝される『蛇戸の巫女』に関わる人々の傷口。それぞれが抱える心のわだかまりを乗り越える時、龍之介も自分の踏み出すべき一歩を自覚していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-10 21:00:00
47146文字
会話率:43%
三百年続く旧家「神凪家」
その家の女達に課せられた役目は、一族を繁栄に導く守り神を慰める事。
しかし、神凪蒼子は一族の娘に生まれながら、役目のなんたるかも知らされずごく普通の生活を送っていた。
蒼子の両親は神凪の家を出奔し、細々と個人経営の
カフェをやっているのだが…。
ちょっと普通じゃない両親に振り回されているせいか、人生に安定を求める蒼子の夢は高収入のお仕事に着く事!
「将来の夢は弁護士です!家のローンを早く完済したいです!」
けれど、そうは問屋が卸さない!
巻き込まれ型トラブルメーカーの蒼子の夢は叶うのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-29 21:10:02
20905文字
会話率:24%
主人公は神隠しだと言い張っていますが、異世界トリップによって世界を渡ってしまうお話です。
ファンタジー世界に来たなら冒険をしなければと行動しますが、そうは問屋が卸しません。
流され易い主人公が、「やる事も無いし、まあいいか。」と妙な事に巻き
込まれてズルズルと流されていく異世界(恋愛もできればいいな)ファンタジーのつもりです。
*主人公が若干チートな技を使う場面がちらほらと出てくることもございます。苦手だという方は前もってお戻り下さい。
*R15表記は今の時点では念のため付けさせていただいてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-19 13:31:54
30211文字
会話率:43%
零都という人口200万人の開発都市にある、雨ケ崎中学校に通う根暗で、ひ弱で、オタクっぽい虐められっ子の少年、花柳 紫蓮はある日催眠術の力に目覚めてしまう。その力に酔いしれ、いじめっ子の中心人物である金剛 姫子に復讐しようと企むがそうは問屋が
卸さない。学校の生徒を狙った未知の生物……というかエロゲとかに出てきそうな触手と偶然遭遇し、偶然助ける形となってしまう。それから触手どころか様々な変態モンスターたちに狙われるハメとなり、ぶっちゃけこれなんてエロゲ?状態に!? こうして彼の果てし無き戦いが始まる……?
◆話の設定上ちょっとした性描写?やマニアックなものが出てきます。
◆むしゃくしゃしてやった、こっちも不定期連載になります。
◆もうひとつの話と繋がっているところもありますが、あっちを読んでいなくても全然大丈夫です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-07 00:00:00
21819文字
会話率:61%
砂糖の卸売りを止めたはずなのに......
キーワード:
最終更新:2013-05-26 14:30:05
358文字
会話率:0%
ドラゴンに転生してしまった男の異世界ライフ
竜に転生したものの、一般人に紛れ込み村民Aとして過ごそうとするが、そうは問屋が卸さない。穏やかに暮らしたい俺の物語。
最強チート物ではありません、勇者も神様も出てきません。そこそこ強くてやさしい竜
達の世界です。只今帝都で街人その1として娘と共に必死に生活中。静かに暮らしたいけど、きっと無理なんだな・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-05 00:00:00
150240文字
会話率:32%
昭和44年を僅かな期間、旅をして来た中川春菜は、
前世の母親が経営する、住宅やマンション、
或いは、店のレイアウトを手がける、
個人経営の、設計デザイン会社に就職をして、
最高幹部の一員となり、一線で働いていた。
だが不
景気に煽られ、仕事も減っていたが、
春菜がデザインする内装は、
独特な雰囲気で、評価が高かった為、
それなりに、利益が出ていたのであった。
そして唯一、利益の足しになっていたのは、
良子の長女、柿本 春実が経営する、
レトロなら何でも扱う、Dear store が、
良子の会社を、支えていたのだった。
時は過ぎて、あれから3年の月日が経った所から、
物語は始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-26 15:17:09
137052文字
会話率:1%
東京のとある会社で、派遣として働いていたOL 中川春菜は、
派遣切に遭い、地元の会社に、親の伝で事務員として、働く事になったが、
午後の会社内は一人きりで、仕事も疎ら、退屈な毎日を過ごしていると、
ある出来事が起こる。
最終更新:2012-04-25 18:59:57
118238文字
会話率:1%
横浜には色んな奴らがいる。ドラッグをさばく少年グループ、彼らに品を卸す暴力団、風俗業界人、不良外国人、大陸系マフィア……。
でも、それだけなら他の都会と変わらない。
混沌の歴史を持つこの街には、この街だけの闇があるのだ。百年前の亡霊やセルロ
イドの自動人形が息づく、曖昧で心地良い夕闇が。
――怪奇と現実の溶けあう街「横浜」で繰り広げられる小さな事件を、不定期に、一話完結で描いてゆきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-29 01:38:05
19063文字
会話率:56%
奈良時代から続く占い等を伝統的に受け継ぐ一族「占家(|うらないけ)」
そこの三男である17歳の少年
占・信汰(|うらない・しんた)は家族の中でも飛びぬけた才能を発揮し
次々と占を当てて人々を幸せにしている
占家では18歳を成人として認め古く
から成人した占家の者は
1人につき1人占の神様をその身に宿す事が出来る
これによりその者が真に持つ占の才を見極め発揮させる事が出来る
18歳の誕生日信汰は習わしに従い1人占家総本山の社へと入り神卸しをはじめる
「絶対に凄い神様を卸してみせる!!!」
そう心に誓い神卸しを続ける信汰の前に現れた神は何と!!!
阿弥陀くじの神様『阿弥陀様』であった
この出会いが2人の人生を大きく動かすのであった!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-20 11:41:31
3383文字
会話率:67%